影を統べる冥府の王が、美しき乙女として現代に転生した……という設定の妄想に浸っていたUGNチルドレン。
　かつてはウロボロスの力で数々の任務をクリアし、数々の奇行と奇天烈な発言によってその功績を帳消しにして「トータルして変なチルドレン」という扱いを受けてきた。
　とある任務の最中、都築京香と遭遇してウロボロスの力がないないした代わりにミストルティンの力を手に入れた。
　以降「影がないなったから冥府の王は無理がある」と判断して「弱き者を守る守護聖女が、美しき以下略」という設定の妄想に浸るようになった。大して変わってないとか言ってはいけない。

　「偉大なる守護神（マルグリット）」と、まるで本名のように名乗るがあくまでもコードネーム。
　本名は「飯田丸子（いいだまるこ）」。なおその名で呼んでもまるで反応しないことが殆ど。現世における仮の名……とか言ってごまかすこともある。

　珍妙奇天烈な言動を何とか頑張って飲み込んで付き合うことさえできれば、生還率をぐっと跳ね上げられる……そう思ったUGNのオーヴァードは数知れず。結果？　ぼっちだよ。
　本人はまるで気にしていない。ついてこられるものだけついてくればいいのだ、のスタンスを崩さない。

一人称：我
二人称：汝（なれ）
口調：のじゃったりトンチキったり。素はおどおど系。
挨拶：「我と共にある限り汝は安泰じゃ、励むが良いぞ」
好感度（弱）：「己が領分をわきまえておるな、よいぞよいぞ」
好感度（中）：「案ずることはない、我に任せておけば恐れる事などないのじゃ」
好感度（強）：「だ、大丈夫！？　痛いのが嫌なら離れちゃ駄目、だから……！」
プライベート：「……はい、もう少し胸元に余裕のあるドレスを……はい、はい、お金は何とか用意しますので……」
ビジネス：「人の世はまこと愉しきものよ。我が力を振るう価値があるとは思わぬか？」
会話１：「どうした？　近う寄れ。当たる？　何がじゃ」
会話２：「ふふん、素晴らしい装丁じゃろ？　我が直筆の預言書じゃ」
会話３：「うぅ……市販の服は勘弁してください、入らないんですぅ……」