その昔、“やまかけ右近”の名前で立ち食い蕎麦屋界隈で恐れられていた伝説の立食師。
やまかけ蕎麦を頼んではお金を払わず去っていくが、代金の代わりにそれ以上のもので返礼すると言われ、良い蕎麦屋には富が舞い込み、悪い蕎麦屋は潰されるという伝説を立ち上げた。
彼は名のある財閥の御曹司のようだが、美味い蕎麦が食える街の風紀を何よりも愛し、その持て余す財力で裏から街の立ち食い蕎麦屋を(勝手に)牛耳っていた。
能力に目覚めてからはあっさりと立ち食いから足を洗ったが、その活動を見込まれてUGNにスカウトされた経歴を持つ。
春日恭二とはその昔立ち食い蕎麦屋で出会い、立ち食い勝負をして奇妙な絆を育んだことがあるとか。

簡単に言うと、別次元と実次元を自由に行き来する能力。
別次元には彼が前転すると入れるらしく(なぜこれで入れるかは未だに謎)、この次元で干渉されないように動いたり、逆に相手を閉じ込めて行動を阻害するといった能力になっている。
もっぱらサボタージュしたりDIYすることに使っているが、その気になれば敵を別次元に捉えて身動きとらせなくさせるといったこともできるらしい。