名前のよく通っていた有名なエージェントである。荒くれ者のように乱暴な戦闘スタイルで幾度となく死線を切り抜け、支部長クラスまで輝いた。その力には理由があり、とても若い頃にFHの手で改造を施されたカラダを持っているからである。しかし調整に失敗し、力が強すぎて制御できずに命令無視。そのまま流れるようにいつのまにかUGNで働いていた。とても正義感強かったので、悪には徹底的な攻撃手段を用いるし、どんな攻撃にも怯まない圧倒的な忍耐力を持っていた。
しかしとある事件が起こる。それはリザレクトによる回復を受け付けない傷を負わさせる敵との戦いであった。味方を庇って彼女の両腕は曲がれちぎられ、背中には無数の傷を残し、ぐちゃぐちゃになった彼女は味方の回復によって死亡は免れたのだ。以降からは下り坂の一方であることは言うまでもなく、支部長からエージェントに格下げをされ、部下はついてこなくなり、でから仕事は減っていった。仕方がないのでUGNで義手移植の手術を受けることになった。だが、それが間違いであった…

彼女は手術を申し込んだのだ、正確に間違いなく。しかし彼女が弄られたのは腕だけではなかった。顔、首、胸、脚、下腹部から脳まで。隅々からほとんどをまるで実験でも行うように変えられていった。いつしか自身のもとあった姿もわからなくなり、自身の性格すら変えられた何かであるような感覚に陥っている。こんな最悪な状況にて、彼女は一つの奇跡を起こした。それは1度目の改造にて失敗した感情の支配である。それは2度目の改造時にも悪く作用したのか、彼らUGNが行いたかったような従順な奴隷にはならからなかったのだ。また、どれだけ職員たちがその凶暴でいつ氾濫を起こすかもわからない彼女の戦闘スタイルも、全く変えることができなかったのである。後方から火器で支援して欲しかったのであろうが、彼女は白兵による前提での戦闘を望んだのだ。それが吉と出ているか凶と出ているかは君らで判断して欲しい。

好きな食べ物はイタリア料理全般に辛いもの。趣味はニッコニコ動画でAIタクオと淫無を見ること。

最近、UGNを抜けてティンダロスに入っちゃおうかなと考えている。

能力は【両手から鉤爪が無数に生えてくる】

能力はなくなっている。理由は過去の事故で両腕を失っているからである。元の能力のルーツは、武器の「バグ・ナグ」から来ていると思われる。