「…んだよ。俺は俺のしたいことしてるだけだ。放っておいてくれ。」
「…その生温かい目やめろ…あと、カナちゃんって呼ぶな」
「クゥン。」

大人しくて暗めな不良。言葉遣いは荒いし、授業態度も良くはない。話を聞いてはいるようだが、理解には遠く、勉強の成績はイマイチ。肝が据わってるんだかなんだかよく分からない言動をすることがある。

ただ、なんだかんだ寂しがりなので、寄ってくる人には段々甘くなる。チョロい。犬に変化できるが、島内のルール的にアウトなので程々にしている。たまに風紀委員の眼を盗んで遊んでいる。
最近、何かが気になっているのか、少しそわそわしている。


好きなもの：犬、コーヒー牛乳、チョコレート
嫌いなもの：小さいもの、襲ってくるもの、ホラー
趣味：手芸

▼入学経緯
覚醒時に保護してくれたエージェントの薦め。
彼は外で学生として生活するには置かれた状況が厳しかった。

▼生活拠点：春風寮

▼学生王者　/　ランク：B
"Rファイト"の乱闘戦(混戦形式の大会)で優勝したことがある。
どんな状況でも身を隠すことができて、乱戦内でも不意打ちをしかけられるので、それが突破の鍵となったらしい。
なお、攻撃の精度が低いため、ランクは今のところBどまり。

▼？？？
秘匿情報

一目惚れ。静かに恋をしている。授業中も彼女のことを考えたり、自然と視線で追ったりしている。
自覚しているが、恥ずかしくてあまり他人に話せていない。

自身の身を隠しながら、鋭い爪で攻撃を行う隠密白兵型。闇討ちスタイルとかアサシンスタイルとか言われる。
CNもそのスタイルを表している。

彼が覚醒したのは中学3年生のとき。
楽しかったはずの修学旅行先でたまたまFHの起こしたテロに巻き込まれて――死亡した。
しかし、そんな彼に蘇生を試みたエージェントがいた。彼はそのときレネゲイドに適正し、オーヴァードとして覚醒。
UGNに保護された。だが、テロによる死傷者は多く、学友たちを何人も失くした。彼の戻る日常はなくなっていた。

落ち込む彼にUGNのエージェントが紹介したのがこの"学園島"。
彼の傷は未だ癒えないが、少しずつ心を開きつつある。