容姿・経歴・その他メモ

・容姿、性格
低血圧のため、血色は悪く、覇気が少なく、気怠さを感じさせる。
隙あらば煙草を嗜む癖があり、無意識に吸ってしまうことも。
きつい目線、煮え切らない言い方を治したいと思うが、
基本方針は「また今度」のためにいつまでも治らない。

・過去
田舎の生まれ、周囲の民家も疎らな村社会で育ってきた。
中でも貧困の家に生まれたため、一度母親に山奥で置き去りにされた、らしい。
物心つく前の出来事だし、この事件から親元を離れて友人と姉妹の様に育てられたからだ。
しかし、聞くところによると禁足地から幼子一人で獣の返り血を浴びて帰ってきたとの事。
胡散臭いし誇張も入っていると思うが、朧げな記憶と照らしても齟齬は無いのが不思議だ。

そして、物心ついた時には神秘は手の中にあった。
思うに、あの禁足地には”居た”んだろうなと確信している。
なにがとは言わないが、私にしてみれば、
生みの親、育ての親に、継承の親と言ったところだ。

とはいえ、この事は暫く秘密にしていた。
妹分のアレ以外にはね。
一人で抱えれるほど強くはなく、母親の事を思うと大人に打ち明ける勇気もなく。
まあ、弱虫なりに足りない頭で考えた逃げ方だ。

とはいえ、バレるのに時間はかからなかった。
努めて使う事は無かったのだがね。
熊か、獣か。とにかく禁足地から何かが来た。
二足で立っていたのは間違いないが正体不明だ。
もしかしたら、帰ってこなかった私の姿だったのかもね。

後の流れは分かるだろう？私は弱虫で考え無しだが、逃げてはいけない時くらいは分かるさ。
故に、中学を卒業するときには畏怖の対象さ。
嫌気もあり、地元を出るのに抵抗は無かったね、心残りは二つ残したが。

後は軍学校からトントン拍子、今じゃ大尉だそうだ。

・現在
部下多数、上層部とのコネ多少。
出世欲低、面倒見ヨシ。
口ではボヤキを言いながら懇切丁寧に出来るまで指導を止めることは無い。
出来れば出世せずに責任を負いたくないと周囲に愚痴をこぼす。

・戦闘スタイル
自身の血を圧縮、弾丸にした的確な狙撃を主に行う。
使えば使うだけ自分の肉体を蝕む諸刃の剣だが、
まるで死に急ぐような戦いにも見える。
とはいえ、心残りを拾い直すまでは死ぬ気は無い。
自分の血故にかなり融通の利く弾丸の形状と弾道が取り柄。
最大まで圧縮、着弾後解放する事で威力が増す。

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