登録名：城戸往弥
コードネーム：答えは我にあり
性別：男
出身：長崎県
誕生日：3/22(ゲーテの命日)
身長：180.1cm
体重：68.0kg
血液型：AB
所属：UGN
ブリード：ピュアブリード
シンドローム1：ノイマン
シンドローム2：―――――
シンドローム3：―――――
特記事項：
イメージカラー：オーキッド/菖蒲色
立ち絵メーカー：
立ち絵メーカーURL：
家族構成：父
好きなもの：ロリポップキャンデー、推理小説
嫌いもの：父親、苦いもの全般
趣味：人間観察、推理ドラマ鑑賞

・戦闘適性：C+
・継戦能力：A
・命令順守：D
・陣頭指揮：A++
・社会適性：B-
・RC技術：D
・衝動耐性：A
・特異能力：A

「プロジェクトAtoZ」のメンバーの一人。場面把握能力に長けた掌握術のプロフェッショナルであり、AtoZにおいても渉外や実務整理などを担当する裏方役。戦闘能力は低いが、純粋な弁論スキルと先述の場面把握能力を活かし、直面した敵の心を折る心理戦を得意とする。

暴力団の組長の息子に生まれ、人の負の感情に関する面を物心つく前から目の当たりにしてきた。それ故に、他者からの善意に対して何か裏があるのではないか、何かを求められているが故の行動なのではないか、などと言った勘繰りをしてしまう幼少期を過ごす。
成長するにつれその利発さは更に輝きを増し、同年代は愚か、自分よりもはるかに年上で、遥かに高名なはずの者たちにできない筈のことが当然であるかのようにできてしまうようになる。子供の自分にできることが周りにできない、というギャップは、彼の中にある他者への疑念を加速させ、次第に周囲と疎遠になっていく。そんな中、ある男が彼の元を訪れる。男は、城戸が他とは違う特別な人間であること。他にもそういう人間が一定数存在すること。城戸の中にある他者への疑念は、敏すぎる城戸本人が作り出してしまったまやかしであることを教えられる。そして男は、城戸に更に広い世界を見せるため自分と来ないか、と提案を受ける。彼についていけば、自分が恐れる、他者への悪意に苛まれる世界から抜け出すことができるのか。もっと暖かい、善意の世界に行くことができるのか。そう一縷の望みを託し、城戸は男の手を取った。そうして、城戸はUGNに加入。チルドレンとして、男の部下として、今までよりは「少しマシ」な世界で生きていくことになる。

男の名は｜亜架翅《あかばね》｜善次郎《ぜんじろう》。後に「プロジェクトAtoZ」の企画提案者として、城戸を含む28人の天才たちを束ねる者である。

18歳以下、かつピュアブリードのオーヴァードとして覚醒した少年少女を対象に、体内のレネゲイドを高濃度凝縮、および超活性を引き起こす実験を行い、レネゲイドの純度を高めることで、そのシンドロームの原型に近い形───Dロイスの獲得者をより効果的、かつ効率的に生産するための計画。
初期段階での企画被験体が26名であったことと、「シンドロームに関するあらゆる情報の網羅」が計画のためのプログラムに組み込まれているため、「包括」を意味する「AtoZ」がプロジェクト名として組み込まれている。

スマートフォン型の情報管理端末「トロイメライ」を使用する。城戸は平時、このトロイメライに組み込まれた人工知能に(彼にとっての)簡単な作業のおよそ9割以上を任せているが、戦闘時においては、敵対対象に関する情報をピックアップさせ、その情報を元に戦闘を行うようにしている。これは、城戸の脳にかかる負荷を軽減し、精神的、肉体的なストレスの解消によるレネゲイドの過剰上昇を防ぐ役割を担っており、プロジェクトAtoZにおいて最初に作られた制御端末である。
生体リンクの位置は右手の甲。電子回路のような紋様が刻み込まれている。