容姿・経歴・その他メモ

元は一般的な黒髪黒目だったが、幼少期に遭遇した大規模テロおよび犯人のジャーム化による大規模災害、またその際の覚醒のショックにより体質が変化。長髪の白髪、赤目というウサギを彷彿させる容姿になった。
その事件の際に恐慌状態により平気で他者を裏切り、殺す人の闇を見てしまったために基本的に人間不信。
だがその一方で『平穏な日常』を保つためには他者と関わりが必要であると理解しているため、おくびにも出さず振る舞う。

一度地獄を目の当たりにした分『普通』であることが何よりもの幸福であることを信じて疑わない。
『普通』の『善人』になろうとしてあらゆる人の頼みごとを断れなくなった結果、
いつしか何でも屋のようなものとして周囲から扱われる。
無報酬で馬車馬のようになっていた彼女を見かねた雄吾から「何でも屋」を開くことを提案され今に至る。
雄吾とは現在も経過報告のため定期的に会っている仲である。

『使い続けるとジャームになる危険性がある』と雄吾から厳しく言われていたり、本人が臆病な性格もあってか
攻撃に転用できるエフェクトが覚えられず、覚醒時に使用した〈運命の切り替え〉を始めとした生存に特化したエフェクトしか使えない。
反面、イージーエフェクトは仕事道具として頻繁に使用する傾向がある。日常生活にも使う場面も…
依頼のため、『日常』のためと力を使い続ける彼女は、もう力なしの生活を思い出すことができない。

今日も彼女は自分のために『普通』を作る。
彼女は知らない。
過去からは逃げられないことに。
彼女は考えていない。
『清算の日』がそう遠くないことに。
彼女は気づいていない。
求めている『普通』が日に日に変質していることに。

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