容姿・経歴・その他メモ

「何でも言ってくれよ。【取り立てなしの貸しひとつ】で助けてやっからさ」
「俺のコードはレッドドッグだ！　ホットドッグじゃねえっつの！！」
「助ける人間は選ぶぜ。人をいいように利用するだけの奴には、絶対に手を貸さねえ」

N市にある高校に通う少年。あらゆる困りごとを「取り立てなしの貸しひとつ」で請け負ってくれる何でも屋をやっており、学内や隣近所ではそれなりに知られた存在。本人曰く「頭を使うこと以外なら全部出来る」とのこと。性格は明朗で快活。頭はよくないが人懐っこく懐かれやすい。中軽度の視覚および聴覚障害を患っているものの、発達した嗅覚でそれを補っているため生活に支障はない。最近の悩みは身長があまり伸びないこととネーミングセンスがダサいと言われること。

元々はFHに育てられたエージェントであり、自分の意思なく任務を遂行する自我の薄い少年だった。しかし五年ほど前別のN市にあるUGN支部長の鳴沢巴に助けられFHから離反。以来彼女の義理の弟として生活する中で、少しづつ人間性を身に着けた。自身の過去の経験から「心が小さいと人から何かを貰っても分からないけど、一人だったらそんなことにも気づけない」と考えており、人の苦しみや悲しみを放っておくことが出来ない性分の持ち主。自分を救った姉に対しても生き方の見本にする一方で「ものすごく強い癖に淋しい人」と捉えており、彼女の力になりたいと願っている。しかし当の本人から「一人前になりたいならせめて大学出てから言え」と言われているため正式にUGNへの所属を認められていない。そのためイリーガルとして各支部に協力する形を取っている。いわばバイト。あくまで本業は学生である。

武器は赤熱化する右の拳。エフェクトで発火しているわけではないが、細かいことは本人も分かっていない。FH時代のコードネームは「"傷物の赤"（スカーレッド）」。この名で呼ばれることが嫌い。

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