容姿・経歴・その他メモ

経歴

オーヴァードアカデミア高等部に通う少年。
能力ランクはＣランク、その中でも特に成績がひどく実技学科共に万年進級ギリギリで補習常連組の一人。
普段から大小色んな騒動に巻き込まれることが日常茶飯事で生徒会、番長連双方から問題児として目を付けられており、ある意味アカデミアや学園島ではそこそこ何知れた生徒。
交友関係は広く初等部、中等部、高等部とそれぞれに度合いはあるが何人もの友人がいる。
戦闘模擬訓練Ｒファイトでは本人の性格も相まってほぼ初戦敗退、白兵戦ではそこそこ優秀だが武術を治めている生徒には手も足も出ない。
しかし訓練ではない戦闘、つまり本番には強いタイプであり格上のランクのオーヴァードにも一歩も退かずに戦い数々の問題を人知れず解決してきた影の功労者である。（大体生徒会か番長連の手柄になるため）
彼が戦う理由は誰かが困ってたら、傷ついていたら、後ろに守るべき存在が居るならである。
そのため自分の成績の為の戦闘訓練では本人は全力で戦っているつもりでも本領を発揮できない。
上記のことがあってかひっそりと生徒会と番長連から勧誘を受けているが厄介ごとに自分から首を突っ込みたくないと言って断り続けている。
元々はＲファイトと双璧を成すオーヴァードレースと呼ばれる陸上競技の選手でそこそこ人気を博していたが、その時自分を担当していた教員兼トレーナーだった柿並が亡くなってから引退した。
しかしRファイトとオーヴァードレースそれぞれでＳＳランクオーヴァードに一度だけ勝利するという前代未聞の逆転劇を引き起こしており、そのことは生徒の一部に語り継がれている。
ちなみに彼の特異性を認識している何人かの人間は彼を自分のチームや組織に入れようと躍起になっている。
中等部1年からこの学園で暮らしているがこの学園に入学してくる前の記憶はほとんどない、どこで生まれてどこで何をしていたのか、なぜオーヴァードに覚醒したのかも何も覚えていない。気が付いたらこの学園行きの船に乗っていた。

測定不能

本来のランクは測定不能のＥＸランク。
彼の心臓はマテリアルでありとてつもない出力を秘めている。
そして彼の右腕にはリーシャルシャインという因子が宿っており、その中でも突然変異したインフィニティコロナと呼ばれるものが宿っている。
そのため彼は上記二つの特異性によりたった一度だけSランクのオーヴァードすら一撃で屠る力を放つことが出来る。
上記のことは学園内でも一部の職員しか知らないトップシークレットで詩音本人にすら知らされていない。
詩音自身も「落ちこぼれが格上に一矢報いるために血反吐吐いて作り出した全身全霊全力全開の一撃」と称するように彼はマテリアルの存在も、インフィニティコロナの存在も知らない。
しかし平常時は何の変哲もない、それどころか通常のオーヴァードよりも力が弱いため便宜上Ｃランクに分類されている。
なおインフィニティコロナは入学時から確認されていたが、マテリアルは彼の師である柿並が亡くなった後に確認されたのだという。

本人は自覚していないがうつ病の傾向がある

アカデミアでの暮らし

市街地にあるマンションタイプの学生寮に一人で住んでいる
友人であるブルボンマキアートとは隣同士。
学科の授業では居眠りの常習犯で教師からも目を付けられているが本人は懲りてない。
でも理科の実験は好き。しかし必要ない薬品を入れて実験室を吹き飛ばしかけたことがあるので薬品系の実験には参加させてもらえない。
基本的に普通の女子生徒にはモテないが何人かには好意を寄せられている。しかし本人は馬鹿なので気づかない。
クソボケである。

交友関係

ブルボンマキアート
入学時からの友人。
当初は彼女からは避けられていたがある事件からは交友関係が続いており、様々な事件に巻き込まれる彼に呆れながら文句を言いつつ彼を助けている。
しかし自分の知らないところでシオンが事件に巻き込まれるとそれはそれで拗ねるし怒る。
なんだかんだ言いつつシオンのこと大切に思っているらしい。
ちなみに自分ではなく他の女子生徒と事件を解決すると余計に怒る。




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