容姿・経歴・その他メモ

超低身長、黒髪ショートの少女。一途で一般常識が少々苦手。ＨＡＭＡルールには精通している。
仲の良い相手にはカタカナ呼び。それ以外は基本、苗字の呼び捨て。

元は石川真司のメカニック。
５歳の頃からレンチを握って遊んでいたという特殊な経歴に裏打ちされたその実力を発揮し、当時既に界隈で有名だった石川を支える。

思うところがあり１年程前に独立。
それからはすぐに頭角を現し、ＹＯＫＯＨＡＭＡでも三本の指に入ると言われるほどとなる。
勿論年齢制限に引っかかっているため無免。

彼女の走りへのモチベーションは唯一、石川への愛。
速い奴にしか興味がないＹＯＫＯＨＡＭＡのスピードジャンキーに囲まれて生きてきたため、『速い男には速い女が良く似合う』という謎の理念を持つ。

今回は来月迎える誕生日と同時に色んな意味でゴールインするために、石川に挑戦状と婚姻届を叩きつける。


「シンちゃん、アンタのマシンの凄さはウチが一番よく知ってるわ。でもね、この子は全てにおいてそれを上回るの。この……『アルティメットカブ１２００カスタム・ファイナルエディション ｍａｒｋ２』はね！！！」


かくして、秘密兵器を引っ提げた夏子は自信満々に赤い月の夜に挑むのであった。




結婚しました！！！！！！！！！！！

赤い月の夜、激闘の末に憧れ、伝説、好敵手、全てをぶち抜いてゴールイン。同時に愛もゴールイン。
現在は石川真司の家に入り浸りながら、ＹＯＫＯＨＡＭＡの夜における顔役として活動している。

伝説撃破後、ある種のマスコット扱いは更に加速。記念参加勢や遠征勢にこっそり写真を撮られることも増えた。
本人曰く、「思っていた名声の高まり方とちょっと違うわ……」

新しい目標は新居をかまえることだが、本気のレースを行うたびにエンジンやボディが深刻なダメージを負うのでいつ叶うやら。

意外にもオカン気質なため、家庭に入った自覚が芽生えたら急に真面目になると思われる。

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