容姿・経歴・その他メモ

能力: 可能を不可能にする。

可能性のあるものに対して、
・20%で成功する物事を1%まで引き下げる
・80%で成功する物事を99%まで引き上げる(失敗することを不可能にする)
といった確率操作を行える。
また、一部分の不可能など、可能性の操作はわりと自由が効く。

ただし、元の確率が限りなく0%や100%である場合には操作ができない。例えば、致命傷を負った人が死ぬ確率は覆せない。
また、自分自身の運や可能性は基本的に操れない。下げる事ならできるが、やってもむなしいだけなのでやらない。

彼が盾を持ちガードを行う理由はただひとつ。運ではなく実力による勝負なら勝てるから、らしい。

履歴

馬券は必ず外れる。くじ引きは必ず引きたくない方を引き、限定商品は目の前で売り切れる。幸運のお守りは鞄から落ち、
世間は俺を「可能を不可能にする男」なんて呼ぶが、それでも世の中はなんとか回ってる。

生まれつき運の悪い男。家系が運のいい人たちばかりであることを差し引いても運が悪い。家族の豪運のツケを一人で払わされている、と言っても差し支えはない。呪われてんのか？
仕事も転々としている。覚醒し、UGNに所属してからは個人タクシーをやっている。

かつてはMs.Fortuneという女性エージェントとバディを組んでいた。彼女は豪運を持ち、あらゆる任務を解決に導いてきた。
『運が悪くたって、じゃあサイコロを振らなければいい。振らせなければいい。そう思わない？』

ある任務の朝、彼女は『幼馴染がいてさ、今度結婚するんだ』と言った。
その日の任務で小さな子供を庇って倒れ、彼女はあっけなく死亡した。
バディとしての責任を取り、彼は当時の支部や地位を捨て、なんやかんやでS市支部に拾ってもらった。


「まあ、そういうもんか」
そういう星の生まれだもんな。
俺の人生にはよくあることさ。

いいや。
そうじゃねえだろう。
諦めた訳じゃない。燃え尽きた訳じゃない。
悪運尽きた訳じゃない。
俺はいつだって、サイコロを振らないお前(かみさま)に牙を剥く準備をしているのさ。

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