容姿・経歴・その他メモ

「お願いだからさ、『ただいま』って聞かせてよ」

年齢：29歳
性別：男
Like：支部のみんなが買ってきてくれるお土産・支部のみんな・教え子・「ただいま」
Hate：戦場・一人の時間・煙草・「いってらっしゃい」

Deta

about：能力
器用貧乏型。武器は持たず、ハヌマーンの能力で作り出した不可視の弾丸で攻撃をする。故に支部長になる前までの二つ名は『不可死』ではなく『不可視』であったらしい。
素の攻撃力や戦闘能力はそこまで高くはないが、分析能力、教える能力は高いので教官向きではある。

about：Works
UGNで支部長をしながら、同施設内に所属するUGNチルドレンたちの戦闘や能力面での訓練を行っている。
施設内のUGNチルドレンたち教え子のことを家族のようにかわいがっており、隙あらばかわいがっている。

about：覚醒→無知
能力覚醒のタイミングはあいまい。昔から学校でも成績が良く優等生であったため、思考能力系統のノイマンの自覚が遅れたためであるとの推測。

about：性格
ちゃらんぽらんで放任主義。過半数はノリと勢いで生きている。掴みどころがなく、面倒ごとはのらりくらりとかわす傾向にある。根無し草、ともいう。
しかし「支部に所属する職員を清掃員に至るまで顔と名前等プロフィールを全て記憶している」「何に対しても教えるのが丁寧で優しい」など、意外な一面も兼ね備えているため、一部の女性職員には人気らしい。
たばこは嫌いだが吸っている。曰く『ここが命の明滅する嫌な場所であることを思い出すため』。

about：過去
気づいたころには『本当の親』というものは存在しなかった。
『新しい母』と云う女性と『新しい父』と名乗る男性に迎えられ、粒だった白米を食べたのが、彼の思う限り生まれて初めての意思だった。
常に取れていた一位が自分の潜在能力とは別の何かだと気づいたのは、進路に悩む高校三年の冬。人間離れした力、どうせなら有用に使おうと自らUGNへと志願。UGNチルドレンとなった。
力を使いこなし、ある程度の任務をこなし始めると、UGNチルドレン教官への道を進められる。
教官として幾人ものUGNチルドレンを育てると、当然同じだけの人間を戦場へと送り出すことになる。簡単な任務もあれば、命の危険もある任も当然存在した。

彼の教育は素晴らしかった。チルドレンたちを見事に強く育てあげた。故に彼の教え子たちは、難しい任務へと次々に駆り出されていくことになるのである。
骸になった教え子たちを何回も見た。帰ってこなかったエージェントの報告書を何度も書いた。
「行ってらっしゃい」と何度笑顔で送り出しても、対の言葉が返ってくることはなかった。

現在、彼は誰かを送り出す際、毎回『お土産』を頼む。
その地域の名産品から、道中のコンビニで買えるようなお使いじみたものまで程度は様々ではあるが、毎度必ず、である。
曰く彼なりに考えた『願掛け』。
戻る場所に『帰らなければならない』理由さえあれば、きっと皆帰ってきてくれる。

そう願いながら彼は今日も、机上で曖昧に笑いながら注文をするのだ。


『C'est la vie（これが人生である）』とでも言うように。


To：天原みちる
元教え子。他の支部より左遷のような形で移動してきた彼女を、棗が一から育て上げた。
条件的に不可能と言われていた白兵スタイルに才能を見出し、体の小さいみちるでも前線で戦えるような戦闘スタイルを考案。
立派に任務をこなせるように訓練した。
現在は教え子のような関係性はすでに解消しているが、いまだに褒めれば褒めるほどかわいらしい反応が返ってくるみちるを猫かわいがりしている。過保護気味。
すぐに迷子になるみちるを心配しており、定期的にGPS付きのアクセサリをプレゼントし身につけさせている。
どこかへ行き、帰ってこなくなったみちるを探すのは、棗の役目。

To:李王苑
同支部に所属する部下。棗が表に出て任務を行う際はよく李と組んでいる。
シークレットポケットを使えるから、という建前で、パシリ＆荷物持ちをよくさせている。とても楽だが取り出すときに投げつけられる。道具を取り出してもらうときの合言葉は『パチえもん』。
同年代故に気兼ねなくフランクに対応する。しかし毎度若干の塩対応で返させるのがお決まりの流れ。
友人のような関係値の中で、人をサポートする力を持った李を若干うらやましく思っている。前線に立つ人間を全力でサポートできるということは、ともに戦えるということだから。自分だって負けてはないけども。
一緒にみちるちゃん守ろうな。卍。


about：呼び方
一人称…僕
二人称…君
三人称…名前呼び捨て

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