容姿・経歴・その他メモ

ふれでい たつせい

詳細
オーヴァードアカデミアの高等部２回生。
女性口調で話す巨漢。
本人は力を使うことを「はしたない」と嫌っているが、実力テストでは２年生の中で一位を取るほど。
その目立つ容姿と圧倒的な力（と数々の奇行）で学園の中で知らない生徒はいない。

裏生徒会の他にアイドル部にも所属しており"学園一のアイドル"を目指し部員たちと鎬を削っている。
（なお他の部員との関係はなぜか超良好であり、他の部員も本気で彼とアイドルの座をかけて戦っているし、休日には一緒に出かけたりしてる。学園七不思議の一つ。）
ライブの際、自分の手番が終わるとアイドル部のボディーガードも務めており、暴徒化した生徒も一人で鎮圧する。
なんなら部員アイドルのストーカーややばいファンなどの問題も彼が一人で解決しており、アイドル部の彼に対する信頼はそういったことの積み重ねでもあるかもしれない。
ただ本人は自身へのストーカーがいないことにキレている。実は応援しているファンは一定数いる（過去に彼に助けられた者だったり容姿ファンの女性などが）。

「辰星」という名前を嫌っており、彼を呼ぶときは「クイーン」または「マーキュリー」と呼ばないと烈火の如くキレる。手が出る。


経歴
格式高いオーヴァード空手の宗家に近い分家の嫡男として生まれる。
父は念願の男児だったということで彼を厳しく躾け、幼い彼を当主とすべく技を余すことなく伝えようとした。

しかし、彼はそんな父に畏怖と憎悪を抱き育つ。
そしていつか必ず受けついた技でボコボコにすることを人生の目標に成長。

そして全ての技が完成に近づいき復讐を果たす覚悟を決めたある日、彼は"女神"に出会った。
15歳だった彼は学校行事の一環としてやってきたアカデミア学祭のアイドルステージ。
気まぐれか導かれたか、何の気なしにフラッと立ち寄ったその最高のアイドルを決めるイベント。
彼はそこで吸い込まれるように目線を送った。その日学園一のアイドルとなった、"ミューズ"日乃瀬 愛理のウィニングステージを。

その力強く、しかし優しくそばに寄り添うような歌声。
激しくそして繊細な魅惑のダンス。
そして太陽のように光り輝く弾ける笑顔が、復讐だけに囚われた鬼の心を優しく包み溶かしていった。

生まれて以来一度も落とさなかった涙が彼の頬に流れる。

そして彼は彼女のような"本物のアイドル"こそが人生をかけてたどり着く場所だと確信する。

そして復讐を捨てた彼は心技体全てを兼ね備え、遂に自身の能力の核心を知り、そしてそれを組み込んだオーヴァード空手「バスター/リバース/トゥルー」（略して「バ/リ/トゥ」）を完成させる。

その後は家の反対を押し切ってアカデミアに進学。寮暮らしになり今に至る。
（アイドル部への入部許可試練編や憧れの"ミューズ"日乃瀬 愛理との邂逅の話もさまざまにあるが割愛）

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