容姿・経歴・その他メモ

履歴

幼い頃、小学校に入ったばかりくらいの頃に気づけば能力を身に付けていたオーヴァード。両親は一般人で、兄はオーヴァードだったが家族にはそれを隠し、何も告げずに家出をしてUGNチルドレンとなっていた。
奏の奇怪な力を恐れて両親は「化け物」と呼び忌み嫌った。幼く力を制御できていなかった奏が無意識に<光の剣>で刃物を両親の前で生成してしまった時には命乞いをされたものだし、何をするにも顔色を窺われた。夜遅くに目が覚めると、居間で疲弊しきった両親の罵声と責任の擦り付け合い、何とかして他所に棄ててこられないかという話を何度も耳にしてしまった。自分のせいで家族が壊れていくのを見て「自分は生まれるべきではなかった。どこかに行っても誰かに迷惑をかけるし、両親も本当に悪魔の子から解放されたのかと怯える日々が続くことになるかもしれない」幼いながらも考えた末に自死を図ろうとする。
その時、偶然にも噂を聞いて様子を見に来た兄に発見され、兄の誘いで家を出てUGNの施設へと入ることになり、チルドレンとして生活することになった。
その時には既にUGNのエージェントとなっていた兄にUGNに参加するオーヴァードとしての使命を教え込まれ、自身の能力の使い方や生きる意味をも教わった。
ようやく他のチルドレンとも馴染め、オーヴァードとしての力も付き始めたころに事件は起きた。FHの襲撃に遭い、多くの仲間がやられ、救援に来た兄も自分を庇って目の前で殺された。感情のままに仇を取ろうと攻撃を仕掛けるも敗北。瀕死の重傷を負う。
以来、奏はUGNとして活動する傍ら、私情で兄や友人たちの仇をとるべく一人のＦＨエージェントを追っている。何度も情報を掴んでは取り逃がし、何度も死にかけるも奇跡的に助かっている。自分が死ぬか相手を殺すかするまで諦めることは無い。

セッション履歴