憑依した少女の姿を成しているが、実際はその体に住まう微生物が本体。
少女の身体は既に死んでおり、自ら腐敗を進ませないようにしているほか、限りなく体の時間を停滞させることにより形を維持している。
そのため外傷を負っても血や体液が噴き出ることもなく、内臓器官などにダメージを負っても活動可能である。
ただし、体の大半を失えば本体の微生物の総数が減って、群/個体としての死を迎えるだろう。

元の少女の自我は既に消えており、レネゲイドビーングとしての意識しか残っていない。
無論、名前も自我が確立したときに名づけられたもの。
日常生活においては内気な少女そのもので、さまざまなことに関心を示すがあと一歩踏み出せないことが多い。
特性上無痛症のように振舞うが、違う点があるとすればやけに臆病なところだろう。
微生物の総量が減る=死であると認知してしまった彼女は死に対して恐怖を感じている。
そのため、傷を負っても気づかないが、傷に気づいてしまうと大騒ぎしてしまうのだ。

ちなみに特性上人前で食事をすることはできない。