一人称：我
二人称：汝(なれ)
特徴・語尾：尊大な物言い。叙述的な言葉
癖：黙りこくる
好きな物：川のせせらぎ、人々のお喋り（聞き専）
嫌いな物：犬科の動物
目的：皆の復讐を果たすこと

外交的、感覚的、思考的、決断的。理知的なESTJPタイプ
本来の彼はルールや秩序を大切にしながら、状況を判断するストイックな人間である。
そのストイックさは自身への自傷的な面も相まって出てきてしまう。
本人はこの性格が、先の悲劇を引き起こしたと考えており、意図して“隼”(ファルコ)の性格を演じている。

バロールとオルクスの魔眼・領域を調整するレネゲイドコントロール特化型のエージェント。
その練度はすさまじく、部隊内では右に出る者はいなかったという。
なお、現在能力を封印し、遺産を使用しているのは、ＲＣでは憎悪が強すぎて加減できなくなりそうだからとのことだ。

　シリア内戦による戦争孤児であり、UGNに保護された子供の内、適合するものをオーヴァードとして覚醒させ、幼少期のころから調整を繰り返していたUGN第二次世代人造オーヴァードの一人である。
　過去の経歴は既に抹消されており（あったとしても人身売買の記録程度であるが）、戦争によるＰＴＳＤも人格の再成型により抑え込まれ、レネゲイドコントロールの調整にのみ特化されている個体であった。
　ＵＧＮ内部の倫理委員会設立、およびプロジェクト：アダムカドモンの解体を契機に彼への実験・調整は凍結処理とされたが、目まぐるしい成長を見せた彼はそのままＵＧＮエジプト支部の内部機関である対阿事変遊撃特務部隊九頭陽柱(エニアド)に所属となった。

　九頭陽柱(エニアド)ではレネゲイドコントロールの専門家として研究や任務に明け暮れていた。唯一、同じレネゲイドコントロールに秀でていた魔座の穂(マリア)とは仲が良く、話をする機会があった。

しかしながら、渇漠の犴(ジャッカル)の裏切りにより部隊は解体を余儀なくされ、彼は一時、裏社会へと逃げ込んだ。
その後、昔のつてなどを頼りに自身と相性のいい遺産を携えてＵＧＮへ帰還。
渇漠の犴(ジャッカル)にばれないようにとコードネームや見た目などを変更して登録したうえで、彼を追いかけ始めることになる。

――地獄の隼は、獲物を狙い永劫を飛び続ける。たとえ、その先に何が残っていなくても……