容姿・経歴・その他メモ

「許さない、許さない！！あの日、私は何もかも奪われたんだ。幸せも、家族も、日常も、そして、歌までも！！」
声を失った人魚姫、梔子美歌。

かつては幸せな家族の一人だった少女。性格は明るく、のびのびとした性格で、特技は歌うことで、地元ののど自慢大会では優勝常連だった。
そして、ついにはその歌声はとある芸能プロダクションのスカウトの目にも留まった。
14歳の時、デビューが決まり、家族で東京まで収録のために総出で行った、その帰り。
乗っていた飛行機がジャームが引き起こしたテロによって墜落した。

その日からだった、彼女の日常が変わってしまったのは。

悲惨な事故の中、生き残ったのは彼女だけで、UGNに保護された。目覚めた彼女に告げられたのは、両親と姉はその事故によって死亡したことと、彼女がオーヴァードに目覚めたことだ。
さらに、事故のショックから失声症、味覚障害を発症してしまう。
そして、皮肉にも彼女が目覚めた能力のうち多くは『声』に関するものであった。
事故後、性格はすっかり変わってしまい、大人びていて、どこか世の中に絶望している。そして、自身の歌のせいで家族を失ってしまったという後悔の念も抱いている。
現在は《機械の声》による小型機械声帯で普段のコミュニケーションを行っている。UGNの訓練を受けながら、彼女は彼女のすべてを奪った相手に対して復讐と憎悪の炎を燃やしている。

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