ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

ドラーク・ヴィンセント・ブラドヘルツ - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

ドラーク・ヴィンセント・ブラドヘルツ

プレイヤー:

年齢
性別
星座
身長
194
体重
血液型
ワークス
レネゲイドビーイングD
カヴァー
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
ブラム=ストーカー
HP最大値
32
常備化ポイント
6
財産ポイント
1
行動値
10
戦闘移動
15
全力移動
30

経験点

消費
+553
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
経験
邂逅/欲望
覚醒 侵蝕値
探求 14
衝動 侵蝕値
自傷 16
/変異暴走 暴走書き換え 即座に5d10のダメージを受ける その後暴走解除
その他の修正38蛇王の外套+8 RECミュートスキューブ+6 原初の黄+3 声なき者ども+7 赤河の従僕+3 ライフブラッド+2 愚者の兵装+4 ヒューマンズネイバー+5
侵蝕率基本値68

能力値

肉体5 感覚4 精神2 社会1
シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム1×2 シンドローム0×2
ワークス ワークス ワークス ワークス1
成長3 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC1 交渉1
回避1 知覚 意志+1=1 調達2
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
D 起源種
D 遺産継承者:蛇王の外套
REC エリス 純愛 悔悟
養子娘 庇護 憐憫

メモリー

関係名前感情
青毛の狼 狼騒動 懐旧 色々あってうちの番犬になりました。世話はアリスに任せてあります。役には立ちますがいちいち噛み付いてくるのが難点ですね。
南瓜頭 10/31"ハロウィン"事変 懐旧 あれ、大変でしたよ。
迷子 アリスの決断 懐旧 自分で決めたとはいえ、まさか人間の養子を取るとは・・・我ながら驚いています。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
ヒューマンズネイバー 1 常時
衝動判定ダイス+lv個
オリジン:レジェンド 1 マイナーアクション
渇きの主 1 メジャーアクション 〈白兵〉 対決 単体 至近 4
装甲無視 命中時HPを[lv×4]回復
ブラッドバーン 5 メジャーアクション シンドローム 対決 4 80%
攻撃力+[lv×4] HP5消費
犠牲の血 1 オートアクション 自動成功 単体 視界 6 120%
範囲、または範囲(選択)の攻撃判定が行われる前に使用 対象を自分一人に変更する シナlv回
原初の黄:ファンアウト 1 セットアッププロセス 自動成功 範囲(選択) 至近 4
対象は戦闘移動を行う シナリオlv回
赤色の従者 7 メジャーアクション 自動成功 自身 至近 5
従者は全て能力値が3 最大HPが[lv×5+10]となる 従者がシーンに登場している間自身の判定ダイスを-3する 1シーン1体まで従者を作る
血の絆 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近 3
《赤色の従者》と組み合わせ 作り出した従者はシナリオ終了まで存在する。 シナlv回
愚者の軍団 2 メジャーアクション 自動成功 自身 至近 3 100%
《赤色の従者》と組み合わせ 1度に作り出す従者の数を+lv体する
声なき者ども 6 常時 自動成功 自身 至近
作成できる従者の上限を+lvする
ブロックモード 7 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 2 従者
同じエンゲージにいる任意のキャラのあらゆる判定を-[2×lv]する 行動済みになる
サポートモード 7 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 2 従者
同じエンゲージにいる任意のキャラのあらゆる判定を+lvする 行動済みになる
ライフブラッド 7 常時 自動成功 自身 至近 従者
従者のHP[lv×5]
赤河の従僕 4 常時 自動成功 自身 至近 従者
従者の全能力値+lv
愚者の兵装 7 常時 自動成功 自身 至近 従者
従者の体躯×7
裸の王様 1
ブラッドリーディング 1
血の兄弟 1
生命治癒 1

コンボ

組み合わせ
《ブロックモード》《サポートモード》
タイミング
セットアッププロセス
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
4×従者の数
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

従者専用 同じエンゲージにいる任意の対象のあらゆる判定に作用
※対象自身の為、使用した従者の数だけ重複
▼0~79%
従者6体・・・エネミー:-108 PC:+54
従者7体・・・エネミー:-126 PC:+63
▼80~99%
従者6体・・・エネミー:-120 PC:+60
従者7体・・・エネミー:-140 PC:+70
▼100~149%
従者6体・・・エネミー:-132 PC:+66
従者7体・・・エネミー:-154 PC:+77
▼150~199%
従者6体・・・エネミー:-144 PC:+72
従者7体・・・エネミー:-168 PC:+84
▼200%~
従者6体・・・エネミー:-156 PC:+78
従者7体・・・エネミー:-182 PC:+91

組み合わせ
《渇きの主》《ブラッドバーン》
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対象
射程
侵蝕値
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
0~79%
2
10
24
80~99%
2
10
28
100~149%
2
10
32
150~199%
2
10
36

装甲無視

組み合わせ
《赤色の従者》
タイミング
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

従者作成
《ライフブラッド7》《赤河の従僕7》が作用
能力値は肉体、感覚、精神、社会、共通して10
▼0~79%
HP・・・80
▼80~99%
HP・・・85
▼100~149%
HP・・・90
▼150~199%
HP・・・95
▼200%~
HP・・・100

一般アイテム常備化経験点種別技能解説
Dロイス:蛇王の外套 100
デモンズシード 3
ミュートスキューブ 100 リレーション/その他 起源種の効果をlv+2補正
思い出の一品 2
使用人 3 養子娘。名前はアリス。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
30 2 403 203 45 683 0/683
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

どこかの国、レネゲイドビーイングが住民の大半を占める小さな町『ハーヴェスト』に住まうレネゲイドビーイング。
その起源は人が作り出した伝承であり、姿形を多く持つという吸血鬼そのもの。
ドラゴン、大きな蝙蝠、はたまたは人の姿と年代に合わせて相応しい形を取っていたらしい。
大好物は生物の血であり、数百年前までは嬉々として人、獣問わず襲っていた。

馴れ初め


病人のような青白い肌を柔らかな木漏れ日が幾分か明るく照らす。
「うっとおしい・・・」
木の下で雨宿りならぬ日宿りとでもいうのだろうか。
とある昼下がり、一匹の吸血鬼は雲一つない晴天の前に立ち往生していた。

「これであれば前の領地でもう少し殺しておくべきだったかな。」
"吸血鬼"民話や伝説などに登場する存在で、生命の根源とも言われる血を吸い栄養源とする、蘇った死人または不死の存在。
魔女や悪魔、精霊や妖怪などの人間ではない存在、狼男、変身能力を持った人間、吸血動物・・・などが意図するものが多くその定義は地域ごとに様々である。
彼はその中で最もポピュラー且つわかりやすい姿で人や家畜を襲っては血を求め、捕食者として多くを殺めてきた。
しかし、そんな彼も陽の光の元では上手く動けずにいた。

「もしもし?顔色が優れないようですが、大丈夫ですか?」
暇を持て余していた彼の前に現れたのは人間の女であった。
「いいえ、お気になさらず。少し休憩していたのです。」
「何分天気が良いものですから、木陰でゆっくりと休んだとしても誰も文句を言うまいと思いましてね。」

「そうでしたか。良ければこれ、お飲みになりますか?」
そう言って籐で編まれた籠からガラスの瓶を取り出す。
中には透明な液体───おそらく水が入っているように思われる。
「・・・助かります。」
その瓶をゆっくりと受け取る。
赤い瞳孔は女の首筋を見て離れなかった。しかし、いくら好物の人間であれどその良心を無下にする主義ではない。
目の前の女は見ず知らずの自分を気に掛け、無防備を晒し心配しているのだ。
怪物と言えど詰め入るのは流石に気が引けた。

人間はまだ、吸血鬼にも一握の慈悲と情けが残っていると定義しているらしい。
瓶の中の液体を飲み干す。瓶を伝い、淡い光を通す水が冷たくカラカラだった喉を潤した。

水を飲み干した後、吸血鬼と女はしばらく木陰で談笑をしていた。
これはこれで意外と話が弾むもの。
女の名はエリスというらしい。領主の一人娘という身分であり、利用のし甲斐が充分にあった。
エリスもこちらについて聞いてくるが正直に答えるわけもなく適当にあしらう。

「アーロン、しがない羊飼いです。領主のご息女とは存じ上げませんでした。申し訳ありません。」
「お願いですから、そんなにかしこまらないでください。私のことも"ただのエリス"で構いませんので。」
「・・・では、エリス。あなたのような方がどうして侍女も付けずこのようなところへ?」
単なる疑問であった。周囲にはこのエリスという娘以外の生物の気配が無かったものだから念のための確認である。
「ご心配してくださっているのかしら?うふふ。」

慎ましく笑うが笑い事ではないだろう、なぜそうなる。
私は大方、この娘が世間知らずの何の苦悩も持っていない箱入り娘であると内心決定付ける。

「なんて・・・世間知らずな女だと思いましたか?その通りなのです。」
「私はお屋敷の外へ出たことが無かったのですから。」
「家族や侍女の他に会う御方、私の中ではあなたが記念すべき一人目なのです。」

嬉しそうにエリスは笑ったが、私は心底運の悪い女だと思った。
初めて外の世界を目にし、初めて出会ったものが人間でもなく夜にの人間の血肉を啜る怪物だとは到底思うまい。

「私、生まれてから自分自身の事なんて何一つ決めたことが無かったのです。」
「起きる時間だって、毎朝着る衣服だって、ご飯を食べる時間も、食べ物も、許婚も・・・」
「だから私ふと思ったの、少しだけ自分一人になりたいと。いつもとは違う生活がしてみたいとね。」

「だからお屋敷を出てこられたのですか?貴女が思う程、ここには良いことなどありませんよ。」

「そんなことはありません。現にこうやってあなたとお話が出来ています。・・・それだけで私には非日常なのです。」

「・・・そうですか。」
変わった人間だと思った。
その後もなぜか話は弾む。私は総じて聞き手であったが無邪気に語るエリスを見ていて不快感は一切無かった。

つい先ほどまで、気が変わってこの女の首筋に噛み付いた自分が容易に想像できたのだがそうはならなかった。
私はこの日、初めて人間に対して興味というもの得た。
今まで都合の良い湧き水程度にしか思っていなかった人間から、数百年変わることの無かった自分の根底を大きく揺るがす何かを感じていた。

気付けば日は茜色に、太陽の光が弱まり私も力を取り戻しつつあった。
丘の向こう側からは彼女を探す声が聞き取れた。
「もう戻ったほうがよろしいと思いますよ。」
「そうですね・・・。とても楽しい時間だったとはいえ、屋敷の者には迷惑を掛けてしまいました。」
名残惜しそうにエリスは立ち上がる。

「近くまで送りましょう。私も貴女とお話しできて楽しかったですよ、エリス。」

「ありがとう、アーロン。」
「・・・」

「どうかしましたか?」

「・・・名残惜しいのです。こんなに好き勝手お話が出来た日は初めてだから。」
「きっともう、今日の様な日は来ない。黙ってお屋敷を出たのだから、お父様やお母様はもうこっそりお屋敷を出る事なんて許してくれないわ。」
エリスは悲しそうに、しかしそれが当然かのように嘘の笑顔を浮かべた。



「もし・・・」
「もし貴方が望むのであればですが・・・」

「お屋敷の灯がすべて消えた頃、窓際で3度蝋燭の明かりを消してください。」
「あなたの元に参りましょう。」


「・・・それってどういう」
疑問を投げかけるエリスの言葉を遮るように最後の言葉を送った。
「ただし、窓は開けないで。」




─────────────────────────────────────────────────────




振り向いたときにはそこに居た御方はいませんでした。
「アーロン・・・?」
私の名前を呼ぶ声が徐々に大きくなる。侍女たちがもう近くまで来ている。

私は今日、窓際で3度蝋燭を消す。










「と、まあこんな感じです。いやあ、妻との馴れ初めなんて話すのいつ以来でしょうか。」
「この後屋敷の蝋燭を見ては何度も通い詰めて会話を重ね、特にエリスのことを愛しても無かった許婚を撃退したり、国から派遣されてきた騎士団を蹂躙したり、領地から妻を連れだした訳ですが・・・今となっては懐かしい思い出ですね。」
「紆余曲折あり私たちはこの町"ハーヴェスト"に流れ着いた訳なのです。若い頃は・・・それはもう暴れていたのですよ」
「あぁ、窓を開けるなと言ったのは私が狩りの後で汚れていたためですよ。他人の地とはいえ、真っ赤に染まった人物が窓際に座ってるなんて耐えがたいでしょう?」

「ロボ、口にいっぱいクリームついちゃってるよ。」
「んあおお!」
聞き手であった少女はロボと呼ばれた少年の口元をナプキンで拭ってやる。

「聞いてくれていましたか、アリス?」

「ちゃんと聞いてるよ。どうしてアーロンって名乗ったの?」
「その場でぱっと思いついた偽名です。当時の私には名がありませんでしたからね。」
「ドラーク・ヴィンセントという名はエリスから頂きました。姓はエリスのものです。」

「ちゃんともらったものなんだね。」
「じゃあ・・・うーん、エリスさんをヴァンピールにしなかったのはどうして?」
「そうすればエリスさんだって・・・今も生きてたはずなんでしょう?」

「ああ、そうしなかったのではなくできなかったのです。断られてしまいました。」
吸血鬼は少し寂しそうに話す。
「"私は人として貴方の側に居たい"と言ってくれました。だからこそ、それを無下には出来なかった。」
「彼女との時間を私は片時も忘れたことはありません。今でも愛していますから。」
「アリス、出来れば君をエリスに会わせてあげたかった。」

「・・・その気持ちだけで十分。」
「私もエリスさんについて知りたかったから、お話してくれてありがとう。・・・パパ。」

太陽が顔を隠し、月が空を支配する。
怪物たちの夜は終わらない。

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No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 508
ラクリマ1話 45

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