容姿・経歴・その他メモ

彼は生まれた時から「そう」だった。身体能力が追い付かない頃から両親から、環境から小さなことでも学習し、1歳を迎えるころには本すら読みこなすようになっていた。
両親は最初天才だと喜び彼の求めるがままに学習を与え続けたが、その成長の異常性に気づき、恐れるようになる。
父は家を出ていき母はそれでも彼を愛そうと必死になり、ついには心が壊れる寸前まで行ってしまった。
3歳になり行動範囲が広がると自身の異常性を理解した彼は、家を出ることを決意した。その異常性が噂になりUGN職員が調査に来ていたのは彼にとって幸運であり、数往復のやりとりでここに行くことが最善であると判断できた。
その類まれなる頭脳で全面的に協力する条件として「母親と周辺から自身の存在を消すこと」を提示した。UGN側はそれを承諾し、記憶操作で彼の存在を消し、さらに壊れかけた母の心も壊れる前へ巻き戻した。
それから彼はUGNで人の身には過分ともいえる教育を施され、ノイマンに恥じない頭脳を獲得し5歳にして支部長補佐となり、現在はN市の支部長となっている。

子どもの容姿を生かし警戒されずに諜報活動を行い、支部のメンバーをサポートすることが主な仕事。自身も攻撃役を担うこともあるが、未熟な身体であるため回数制限があるのがネック。
冷静沈着。諦念を早くに理解してしまっているため自身への割り切り方が極端になりがち。
成育歴から知性はずば抜けているが情緒はほとんど育っていない。頭でっかちで感情表現がド下手な少年。

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