容姿・経歴・その他メモ

古来中国の伝承に存在する、神獣・麒麟。

その中の一種に黒色の鱗と体毛を持つ麒麟、角端。またの名を黒麒麟と呼ばれる存在がいた。

水を操り、賢人や聖人に助言を行い守護したとも言われてる。

彼女はその黒麒麟の中の一頭である。

古来、平安時代頃に日本に渡り、そこで生活をし、時の貴人ないし陰陽師に仕えたとされる。

彼女、いや麒麟たちは一定の年月が経つか、肉体的に致命傷を負うと、霊力の塊となり、特定の条件を満たすと転生すると言われる。

そうやって古来より転生を繰り返して時代を動かす者を助けたり、災いを退けた。

彼女はその何代目かの個体である

……ただ、転生して間もないことと、何らかの原因により、力や知識の引き継ぎができておらずに弱体化してる。

何ということだろう。

神獣でも霊馬でもなく、これでは凄いポニーでしかない。

とはいえ、やることは変わらない。今回は若きタイクーンを助けるために力を振るうのだ。

まぁ、向こうも若いし、こっちも未成馬だから案外合うのかもしれない。

そう、きっと、これは、親近感を持たせるために、こう、無意識に工夫したんだろう。知らんけど

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