容姿・経歴・その他メモ

かなりの幼少期にFHにより誘拐、その後αトランスを投与され覚醒した。
「すべてを憎め」そんな言葉が未だに響く気がする。

UGNに保護された当初は、そんなFHの調整もあり、同種(オーヴァードやジャーム)を葬る能力は群を抜いていた。
しかし、衝動のコントロールは全くできておらず、その力を身に着けるため小学卒業の時期までUGNの保護施設で過ごした。
調整である程度のコントロールは出来るようになった。(ただし、暴走状態になった場合は抑えられてない模様)

中学生になるのを機に「人との絆」を結ばせるために支部へ配属となった。
配属された支部にて同級生が事件に巻き込まれてオーヴァードに覚醒、その同級生の監視＆保護の任務を行っていた。
話すのが苦手だった自分に元気に話しかけてくる彼に最初は気圧されてたものの、徐々に仲良くなっていった。
「俺は戦えないけど、人を元気づけられる能力だったからよかった」
そう話す彼が眩しかった。
(ソラリスピュアブリード、Dロイス:記憶探索者、衝動:妄想)

そんなことを言ってたのも束の間、ナイチンゲールによってUGN支部が襲撃を受け支部が壊滅
血の香りに気が付き向かったものの時既に遅しで、暴走状態でも抗って戦う彼とそれでも飄々としてるナイチンゲールの姿だった。

その後は記憶がない
目を覚ました時には、自分はUGN資本の病院に居た。
真っ先に聞いた「あいつは……？」
静かに首を振り、指で指す。その動作ですべてを察した。
わずかに自身の周りを漂う彼とナイチンゲールの香りが怒りと憎悪を刺激した気がした。

FHで培ってしまった「欠陥」は「信頼」
UGNの訓練施設で理屈的には「そんな裏切りの世界じゃない」とは知ってたが、それが当たり前になることはなかった
自分にとって「理想」であり、そんなのは「特別な日々」だった
だから、初めて支部に派遣されて、彼と過ごした日々は「特別な日々」だった。
その日々を維持するのが難しいと知っていたはずなのに

「………この日々が続けばいいな」
「何言ってんだ？こんなんいつもの日常だろ？w」
「そうだな」
「続くに決まってるやろ！それにこれからは俺も隣に居るんだから！」
「………そうだな」(自然と笑みが溢れた)
「戦えないけどね」
「はいはい」

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