容姿・経歴・その他メモ

レギュレーション：基本・上級・IC・PE・UG・RU・EA・LM・HR・CE・BC

FHセル「Wild rooF」に所属するチルドレン。伸ばした黒い前髪が陰鬱な印象を与える少女。
表向きにはバンドのボーカル担当であり、ライブハウスで定期的に歌っている。
過去の一件と本人の捻くれた性格もあって基本的にひとりぼっちだが、対多数戦においては他の追随を許さない能力を持つ実力派。

性格は基本的に人見知りであまり他者と関わりたがらない引っ込み思案。
しかし、一度信頼した相手にはかなり皮肉屋かつ尊大な一面を見せる内弁慶気質。
また、妹がいた事もあって後輩や部下の類の面倒はかなりしっかり見るタイプだが、セル内では年齢・加入順序両方でほぼ一番下のためにそれを知る者は少ない。
余談だがピアノ経験者でもあるが、妹の事件以来ほぼ弾いていない。

能力は『負のオルクス因子の知覚・干渉操作/魔術詠唱』。〝負のオルクス因子〟は常に世界中に充満している特殊なオルクス因子。通常の因子の影に相当するようなモノであり、物質・生物等ほぼ全てのものに浸透している（だが、これはあくまでも彼女の観測による情報の為、実情が違う可能性はある）。
そして、彼女の持つ因子型概念遺産「高座より斯界への箴言(ハーヴァマール)」は所持者の挙動全てを魔術的なものに変換解釈し、防壁生成と肉体増強を行いつつ、魔術詠唱……〝歌〟を世界へと拡散する。
これらを組み合わせ超広域の因子を歌で操作し、武装の超高速射出・因子励起による対象の崩壊・対象内部からの超振動発生などを引き起こす。
欠点は、彼女は常に因子全てを知覚しているため、その目と耳には常人は考えられない世界が広がっている点である。

彼女は双子の妹と両親と共に日常を過ごしていた。しかし、あるFHエージェントの襲撃により両親は死亡し、妹は連れ去られてしまう。
様々な手を尽くし攫われた妹の元に辿り着いた時には、妹は行われた実験……「複製体実験」により命を無数に分けられていた。
実験者と妹たち全てが非ジャームだったこと、百を超える妹たちの死と遺言は、彼女を怒りと不信で壊すには十分だった。

履歴

※シナリオネタバレ注意
・レクイエムはロックにかき消された。少女は歌う。怒りを、悲しみを、それでも欲しいモノを。
　日常に帰った少女たちは謳う、希望と、未来と、甘ったるい友情を。
【カヴァー変更：バンドボーカル（予定）→バンドボーカル】
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