容姿・経歴・その他メモ

『ヴィランじゃないゾ～～……え゛、ホントだヨ！？』
『食べちゃうゾ～～！……え゛、ウソウソ！！泣かないデ～？』

【概要】
常に開口器を宛がわれ、拘束着を纏っている長身の女性。
元ヴィランの現職ヒーローで、ヴィランネームもヒーローネームも"バッド・エンゲェジ"。
その口からはうめき声や叫び声しか出ないが、ハヌマーンの能力で会話が可能。
意思疎通も同様に通常通り可能だが、言葉選びや会話の内容はどこか幼く、拙く感じる。


【人物】
感情豊かで、ポジティブな感情表現や言動が目立つ。
開口器で口を固定されているため表情の変化に乏しいが、目の動きである程度読み取ることができる。
また全身を拘束されているため身振り手振りもできないためか、跳んだり跳ねたりすることで感情を表現する。
冗談が好きで、軽々と『食べちゃうぞ』等と言う。
容姿は端麗で体型も恵まれているが、伸び放題かつ大きく跳ねた髪から荒々しい印象が目立つ。


【来歴】
母方、父方共に親族の多い由緒正しき家系、喜咲家の長女。
生まれてすぐには何も問題は発生しなかったが、生えてきた髪の色が問題となった。
その髪色は濃い橙色で、家系にそのような髪を持った人間は一人もいなかった。
そのことから、問題を露見させてたくない親含めた親族に疎まれ、半ば監禁された状態となる。
碌な教育と食事を受けられないまま、奇跡的に16歳まで成長した。

その年にヴィランズイヤーが発生し、名もなきヴィランの手により家族は壊滅。彼女の存在を知る者はいなくなる。
0ではなかった食事の供給はついに完全に無くなり、死に瀕する。
その際にオーヴァードとして覚醒、鍵をかけられた個室を破壊し、食事を摂るために外界へと出てくる。

それからは、出会った生物を捕食するヴィラン、"バッド・エンゲェジ"として活動し、名を馳せた。
身体を異常強化、複製、変貌させたヴィランで、当初からジャームであると断定されていたが、遠隔からの調査でジャームでないことが判明。
捕獲(保護)作戦が決行されるまでの4年間をヴィランとして活動し、野生動物の他、民間人やヒーローを喰らった。

彼女を対象とした大規模な捕獲作戦が決行された際に、転機が訪れる。
捕獲班が身を隠して待機し、有力なヒーローが囮となる作戦において、当該のヒーローは何を思ったか、手作りの弁当を用意してきた。
作戦通り"バッド・エンゲェジ"が出現しヒーローを襲った際に、ヒーローは弁当を"バッド・エンゲェジ"に渡した。
すると"バッド・エンゲェジ"は大人しく弁当を受け取り、食事を開始した。
その隙をついて捕獲を結構。当初想定されていたものと違い、捕獲作戦は死傷者0で完了した。

捕獲の後、作戦に参加したヒーロー同伴の上で義務教育と倫理教育、オーヴァードとしての講習他を受け、4年間で社会復帰が可能な段階となる。
その後『自分もヒーローになって、ひもじい思いをしている人を助けたい』と志願。過去の行動を鑑み、通常よりも強い監視と、レネゲイドの活動を強く抑制する拘束着着用の上でヒーローライセンスが発行された。
現在では、『例えヴィランであっても、改心して社会の為に活動できるようになる』という宣伝塔として活躍している。
が、認知度はあまり芳しくないようだ。様相が怖い。

悪まという名は、人間だった頃に親戚から呼ばれていた名前からつけた。


16歳　　　　 ヴィランズイヤーに際して覚醒
～4年(20歳) ヴィランとして活動
～4年(24歳) 捕獲後、義務教育や倫理教育等を受ける
～半年(25歳) ヒーローになるための教育を受ける
～半年(25歳) 現在ヒーローとして活動中


【プロフィール】
名前：喜咲 悪ま("ま"の字、習ったけどむずかしくて書けなイ…)
誕生日：わからない
好きなもの：手作りのご飯、温かいもの
嫌いなもの：孤独
得意なこと：食べる
苦手なこと：考える
癖：体をねじる
外見：跳ねた長い橙色の髪
　　　開口器と拘束着

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