容姿・経歴・その他メモ

基本情報

いつからか名を知られるようになった魔法少女のオーヴァード。魔法少女協会には神城カンパニー経由で所属しているが、派閥的にはフリーランス。
因果律に干渉し他者への攻撃を反射するだけでなく、攻撃自体を無効化する反転領域の使い手。元にしたビーイングが長命種だったらしく様々な物事に対する知見も深く、物質創造の術にも長けている。
ヴィランによるレネゲイド侵蝕が深刻な現場に投入される場合が多く、オーヴァードにとって重要な【絆】を再起させる力を持つ。彼女によって【絆】を取り戻し、日常へと帰還したヒーローも少なくない。

性格

見かけどおりの振舞いを演じることによる「魔法少女」的利益を優先する打算的な性格。それも全ては彼女の欲望を叶えるためであり、根本的には破滅主義を抱いている。
しかしその結果に至るには他社の存在が必要不可欠なため、「魔法少女」として自身のアイデンティティを保ちながら欲望のために活動を続ける、傍目には献身的な人物像を描いている。
唯一人間味のある顔を見せるのが「ミスター51位」と対面したときであり、無邪気に殺意を持って接している。

容姿

藤色の髪をツインテールに結び、白いリボン付きの猫耳カチューシャをセットしている。未成熟なまるい輪郭の顔にはぱっちりとした色違いの目と小さな鼻、いたずらっぽく笑う口がお行儀よくおさまっている。
整った顔立ちといつも羽織っている待宵の色のマントも相まって、気品ある雰囲気を醸し出している。
なお、年齢的な違いはあれど造形自体は複製元のビーイングとほぼ同じ。

備考

複製体を製作する過程で【ナニカ】が混ざってしまっている。
それはかつて恋人を天に導いたものであり、あるいは少女たる集合概念を永遠のものとする黄金律でもある。
彼女は手招く。
共に天に至る存在を。
永遠の少女を象徴する「魔法少女」として。

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