容姿・経歴・その他メモ

レッド・フォグ【概要】

本名：鉄霧　血錆(かなぎり　けつび)

一人称：俺　二人称：お前

好きなもの：焼き鳥(特にレバー)
苦手なもの：会話(苦手意識はないが、話が長く続かない)

寡黙で揺るがぬ信念を持つタフガイ。困っている人を見過ごすことが出来ない。
不愛想で表情の変化は少ないが、「力ある者はその力を守るために使う」という信念の元他者に手を伸ばす、行動で示すタイプ。

20年以上前に異能に目覚めているベテラン。
第一次レネゲイドウォーの時代から、ヴィランとヒーロー(＆各政府)との戦いの裏で力なき無辜の人々を守るべく奔走した。
その後UGNの発足・異能所有者への法的制度が固まっていくなかで、多少のいざこざはありつつも政府機関から認可を経てヒーローとなった。

混乱の時代の中、自分の正体を隠す必要があったため覆面をして戦った。
その時のクセで今でも覆面に顔を包みヒーロー活動を行っている。

現在、ヒーローは人気商売であるとも言われているがそっち方面には全く興味がなくそのせいもあってベテランの割には知名度はあまり高くはない。

【これまで】

生まれながら両親はいなく義理の両親(叔父と叔母)の元で育つ。
叔父も血錆と同じように寡黙な男であったが、血錆に対し「力ある者はその力を守るために使う」という信念を教えた。


十代も終わりを迎えようとしていた頃 ───
輸送中の高濃度レネゲイドへのFHの襲撃に、不運にもたまたま乗車していたバスが高濃度レネゲイドの輸送車の近くを走っていたため両親とともに巻き込まれる。

突然轟音のと共に横転する車両から投げ出された血錆、幸い動けない程の負傷は負わなかったが避難の必要はあった。
そして血錆よりも軽症で済んでいた血錆の叔父は血錆に肩を貸し、「『できること』と『やるべきこと』」という言葉を残し、他の負傷者の救助へ向かった。

血錆も叔父の所へと向かおうとした時に輸送していたレネゲイドが暴走し大規模な爆発を起こしたのだった。
爆発によって被害者の血と高濃度のレネゲイドがすべて混ざり合い血錆に流れ込んだ。
その結果、異能を手に入れ超人(オーヴァード)となった。

異能を手に入れた血錆は『できること』と『やるべきこと』・・・その力を用いて多くの人を守るためにレッド・フォグのマスクを被った。


その後、東京を守る一人としての戦いの日々の中、いつの間にかUGNとかいう組織が─政府による異能を管理する制度ができた。
それらの成立以前から異能を自由に使っていたためその時は多少揉めたが無事に和解し、然るべき審査を受けレッド・フォグは正式に東京を守るヒーローとなった。

それから十数年────レッド・フォグは変わらず無辜の人々を守る戦いに身を投じ続けている。

【能力】

能力：自身の血液を自在に操る
霧状にして攻撃を防ぐ盾などにしたしたり自身の血液を浄化することでダメージを回復することができる。

変異暴走：【飢餓】
彼の起源(オリジン)から、その事故の被害者全員の生命が血錆一人の身体に詰め込まれている。
レッド・フォグの異様なタフネスと強力なレネゲイド能力はそのため。
そしてそれは衝動についても同じく、彼の身体にはその血よりも濃くあの時の人々の衝動が、─────生への渇望が巡っている。

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