かつて、双子で子役として売り出しており、主に子供向け番組からドラマ等にぽつぽつ呼ばれていた。しかし、仕事に向かう途中オーヴァードに覚醒し、覚醒したことに気づかぬままその日の撮影に向かう事となる。その日の撮影は生放送で兄弟にとっては初めての大きな仕事で互いの名を売るにはもってこいの現場であった。そのため撮影が始まった時の緊張とその時覚醒したことによる能力の扱い方がまだ未熟であったことから、無意識に見た人間の顔をイージーエフェクト：擬態の仮面で作り出してしまい放送事故を起こす。
幸い、兄の伊吹が「弟は手品が得意」と騒然とする場を子どもながらに巧みなトークでうまくまとめた為、結果的に言えば、出演者や視聴者はその放送事故すらコンテンツの一部であったと思われた、ある意味爪痕を互いに残した二人は一躍有名となるのだが、昴自身は「大事な仕事に泥を塗った」「兄を困らせてしまった」とこの出来事がトラウマになってしまい、そのまま芸能界から姿を消した。
現在はシンドロームの扱いにも慣れてきていて、便利屋の仕事でもうまいことエフェクトを使用してたりする。
比較的人と話したりすること自体に抵抗はないが、自分の過去の話を出されると明らかに嫌悪感を示す。

「2人で役者になって大きな作品でいつか共演する」昔からの兄の夢で昴もそんな兄と一緒にかなえたいと思っていた。兄の事は、今も一人でも夢に向かっていて凄くかっこいいと思っているし尊敬している反面、トラウマのせいでやめてしまったことに疎外感を感じ、兄には若干（⁇）反抗的な態度になってしまっている。ちなみに自身が芸能界から姿を消した理由は兄には話していなければ、オーヴァードであることのカミングアウトもしていない。そんな事情もあってか兄は未だに昔の夢をかなえようとするために昴が戻ってこれるように準備は整えて待っている。尚、そんな兄も実はオーヴァードなのだがそれはまた別の話…。

一人称

俺

外見

薄紫色の髪色で天パ、緑色の瞳

好きなもの

兄、食べ物は仕事がオフの時に兄が作ってくれるオムライスと、手軽に食べられるもの（サンドイッチとかゼリー飲料とか）

苦手なもの

マスコミ関連の道具（マイクやカメラなど）と手品（どちらもトラウマ起因から）、食べ物は特になし