容姿・経歴・その他メモ

とある日本の森で平和に暮らしていた青年…だったもの。

数年前から突如ゼノスに出現し、RBに対する敵対意識を見せたことがある人物を暗殺して周り、『ゼノスの断頭刃(ギロチン)』、『首落とし』、『吊るされた剣』と呼ばれ、古城海璃とは反対に人々から恐れられていた。

年齢だけ公開しているいろいろと謎が多い人物。噂と違って明るく、それでいて冗談を口にする気さくな印象を受ける。ただ一点、オーヴァードにしか視えない黒い瘴気が漏れ出ていることを除けば。

実情はただの虚言癖。過去のトラウマから逃げ出したはずなのに逃れられずにいるだけの空虚な人間。雪の出会いで変わり損ねた存在。行く当てのない復讐心すら、彼の心なのか誰も知らない。

過去:まだ幼い時、とあるジャームにより町中の人々が嘘のことしか言えなくなり、混乱が生じた「ただの喜劇のような事件」が起きた。その事件を古城海璃が解決したが、彼は「周りの人物も、自分自身ですら何が本心か分からなくなる」という事態に非常に精神が不安定になり、精神が崩壊する直前に「嘘に順応してしまった」という難儀な経緯を持つ。そのため思考と言動が矛盾しており、そして行動ですらその影響を強く受けている。両親は気に病み、様々な治療を試すも失敗。その両親の感情もよく読み取れなくなり恐怖を感じて家を出て逃げてしまう。
そうして彷徨ううちに森へと入ってしまい、もうだめかと思った時に雪に助けられる。

そうして命を救われたが、雪の親切心ですら恐怖を感じ1年口を閉ざした状態で過ごした。
段々人の感情への恐怖が薄れてきて、筆談で会話するようになった。筆談なら彼は嘘を付かずに話すことが出来た。
更に数年後、森の他のRBとも筆談だが会話できるようになっていき、森に順応し普通に過ごすことが出来そうになり、そして雪とは「嘘をつかないようにする」特訓も成果が出そうなった時に森が襲われて皆の命を落とす。唯一人間であったという理由だけで生き残った彼は何も無くなってしまった場所に森のRBの遺体を集めれるだけ集めて埋葬しようとすると、目を離した隙に遺体がひとつの鉱石に変わってしまう。それを抱えたまま立ち尽くしているとゼノスのエージェントが現場に現れ、そのまま保護される。
鉱石を「これをなにかに使えませんか？」と代表であるプランナーに渡すと、1本の大剣に加工されて渡される。
これが彼のメインウェポンであるサリエルになる。

能力：認知阻害能力。自身から発せられる瘴気の影響を受けると、脳の神経伝達やシナプス形成に直接作用し一時的なトランス状態、トリップ状態に引きずり込む。その結果として目の前の出来事が正しく認知できなくなり、「みえているのに見えていない」ような状態にする。他の感覚や、そもそも生き物ですらない機械にも若干の応用が可能な能力であり、非常に強力かつ暗殺向きな能力になっている。
強力なオーヴァードなら耐性があってある程度は防げるかもしれないが、神経を直接刺激するので防ぎ切る手段がまるでない。

シ天使(サリエル):くすんだ翠色の直剣。疑似的にレネゲイドクリスタルの特性を獲得しており、所持者のレネゲイドに反応して爛々と輝き、その本性を現す。

鈍く光る出来の悪い緑の宝石のような刀身をしている巨大な両手剣。あまりに多すぎるRBの死体により、レネゲイドクリスタルのような特性を得ているが、その成り立ちから力の方向性を定められず誰にも扱えない剣になってしまっている。が、擬似的なレネゲイドクリスタルとプランナーの能力により、中に内蔵された多すぎるRBたちの力の方向性を1点に定めることが出来るようになった。つまるところ百鬼夜香と滅びの刃が1個になってる剣。
100%を超えると中のRBたちが「やばくね？」「ジャームなりそうじゃね？」とソワソワし始め、所有者を守るためその力を全開まで操れるようになる。また、所有者の身を包む鎧にもなる。ぶっちゃけあの森で過ごした彼しか使えない1品である。
その代償として大量の霊に憑かれるが、大体が「復讐とかやめなよ！」とか「人殺しは良くないよ！」とか「あぁー！ジャームになっちゃダメ！！！」叫んでいる。めっちゃ良心的。本人も鎧に包まれている間は非常に思考がクリアになり、本来の自分を見つめられるようになるらしいが、過去鎧に身を包んだのは1度のみである。
PC1にはこの霊が見えてるし、彼にも見えているが全く取り合おうとはしない。プランナーはドン引きしてる

セッション履歴