容姿・経歴・その他メモ

ハンガリーの建国王にして聖人となった聖王イシュトヴァーンを信奉し、王の再来を願うアンジュー家に生まれた。美しい。
生まれながら右手を欠損していたが、無意識に発動したソラリスの力（イージーエフェクト）により周囲には右手があるように見えた（これは実際に、右手があってほしいと願う家族の気持ちを自然とくみ取ったためであると推察される）。だが検査の結果、見えるはずの右手がじつは存在していないのだと判明したとき、アンジュー家の者たちは悟った。彼女こそ、聖王イシュトヴァーンの生まれ変わりであり、王の右手（実際にミイラとしてハンガリーの博物館にある）を求め現代に王の魂が受肉したのだと（ヤバイ）。

心や精神にかかわる能力をもっているだけに、幼い頃より感受性は鋭く、心や感情の「振れ幅」は大きかった。貴族であり、周囲からの期待が大きければ大きいほど、彼女の心はそれにこたえようと頑張る一方で、どこか違うという思いを常にため込んでいた。
そして時は来る。
自分は聖王の再来ではないと、家族からの期待には応えられないと悟った彼女は心を病み、家を出る。家という枠からはみ出た、外の世界は何もかもが新鮮だった。大恋愛と大失恋を経験。様々な人々との交流を経て彼女の心は磨かれ、落着きを取り戻していく。そんな折、レネゲイドウィルスという存在を知ったのだ。自らの力の由来、そしてその自分の力を理解し、力の使い方を教えてくれたのが、同じくソラリスの力を持つ若き日の霧谷雄吾であった。彼女は、UGN所属のエージェントとなった。
普段はUGN支部医療班ホワイトハンドにて仲間や訓練生の心のケアを行うカウンセラーである。美人で優しい保健室の先生。

衝動が起こると自分の右手首を切り落とそうとする。実際手首より先はないため、肉体的なダメージはないかもしれないが、そこにある、と認識しているものを切り落とす行為は精神に相当の負荷となる。

同い年の日本支部副支部長「異端審問官ネームオブローズ」ローザ・バスカヴィルとは水と油。ただ一点、幸か不幸か、お互い誰に好意を寄せているのか？という秘密を共有してしまっているため、休戦状態である。アムネリスは霧谷に好意を寄せているため、ローザが霧谷雄吾の副官としていること、また本部からの監視役としていることが気に入らない。仕事は仕事でしっかりこなしているところも一目置いている（お互いに）。

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