ラピスや照正に対して、完全に信用していない。梓紗支部長への信頼はあるが、あくまで仕事としての信頼である。心の奥底は冷めており、そんな自分を少し嫌悪している部分もある。
強くなろうとすることは、UGNとしての使命感からだが、しかしそれは到底厳しいことだということもわかっている。その使命はコードウェル博士の言う通り破綻し始めていると感じており、守るべき日常の者たちを取りこぼさずにいたくても、取りこぼしてしまったり自身の守るべき対象外のものであったりするものに対しては切り捨ててしまう。……もし二人が守るべき対象ではない存在であったら、そうなってしまったら、と懸念しているため完全に信用しきれずいる。
もともとUGNチルドレンであり、秘匿の通り様々な事件の記憶を有しているため、人への感情が冷め始めている。

さらにコードウェル博士の帰還・多くのUGNからのFHへの寝返りによって壊滅的な被害を受けたUGN支部のエージェントであったこともあり、UGNへの忠誠心の減退やFHへの敵対心も高い。何を守るべきかわからないところに、梓沙支部長の誘いを受け國常支部に配属になった。