容姿・経歴・その他メモ

UGNファイル
"堕落中毒(ドラックアンドドロップ)" マリオネッター
本名:庵野 真司

概要
FHにて急速に勢力を伸ばしていたFHエージェント。クレイジーハーミットの生成していた薬物、aトランス:アップアッパー(ATAP)を多数服用し、獲得した力をもって影響力を伸ばしていた。なお、マリオネッターは後述する戦闘にてATAPを過剰に服用されたことが確認されており、遺体からは変異したレネゲイドウィルスが数多く検出された。

彼がFHにて大きな評価を受けていた証拠として、死後の彼に送られたエンブレムと地位が挙げられる。
FHの裏配信番組にてマリオネッターへ、今までの功績と遺憾の意を表するために「+打破する者」とマスターエージェントの地位を与える旨が語られた。この彼の功績は、ATAPによるFHの事業拡大だけではなくファイルNo.2165456「マリア」によるものである。

「マリア」は彼のエフェクトにより生み出された従者であるが、彼の意思の元を離れても自我を有しエフェクトを獲得している別生命体として存在を確立している。これは、彼の変異したレネゲイドウィルスによるものと考えられているが詳細はまだ判明していない。
これは、オーヴァードにおける常識の一つを壊している。UGNにおいても新たなオーヴァードの可能性を示す成果として評価を得ている。
現在、「マリア」はUGNにより保護されておりマリオネッターの従者ではなくなっている。

マリオネッターはN市から逃亡する際に、「UGNチルドレン:浅沼　夢莉」「協力者:小黒 夢花」との交戦に入り、敗北。死亡が確認されている。その際に、「マリア」を生成していたレネゲイドウィルスの反応を「協力者:小黒 夢花」が回収し獲得した。

なお、共同墓地へ遺体を搬送する際にFHエージェントらとの交戦となり、遺体は喪失している。FHに回収された形跡もないが、遺体は現在も見つかっていないことから現在、蘇生もしくは新たな力へと覚醒した可能性を含めてマリオネッターの捜索は行われている。

履歴

一度、死を迎えたオーヴァードが再び命を持ち動き出す事例は珍しい。
ほとんどのオーヴァードは、蘇る際に衝動に耐え切れずジャームへと変貌するためだ。

しかし彼は違った。遺体となりUGNで死亡が確認されてなお、肉体のレネゲイドウィルスが変異することを辞めなかったのだ。
彼の肉体は過剰摂取されたATAPをすべて吸収し、彼のウィルスを大いに変貌させた。その結果、シンドロームには大きな傷がつき、エフェクトを行使することすらできないほどに彼の中にあったレネゲイドウィルスは死滅するか休眠している。

ワーディングの影響を受けるほどにオーヴァードとしての力を失った彼は、もはや一般人と称しても相違ないのかもしれない。事実、あの事件の後彼はUGNやFHの追跡に見つかることなく一般の大学に入学を果たした。家族には実質的な勘当を受けたが、オーヴァードとしてではない人並みの生活というものを送っているのだ。
しかし、確かにオーヴァードとしての力を内包しその世界で生きて来た経験を持つ彼が、再びその世界へと足を踏み入れるのは時間の問題なのかもしれない。

セッション履歴