容姿・経歴・その他メモ

孤独に生きてきた彼は、唯一の理解者の死による憤怒によって覚醒した。
その怒れる雷光は災厄の如し勢いと共に辺りを焦土と化す。
そこにいたすべての生命と共に。
テレーズによって価値を見出され、贖罪の機会を与えられた彼はイリーガルとしてジャームを狩る。
その憤怒を封じ、人を殺める悲しみを忘れさせる大火を腕に宿して。


いつも薄く笑っているため、侮られることも多い。
しかし、彼の口角は戦いが激しさを増すほど上がっていく。
今の自分にとっての生きる実感を得られる感情は、戦いによる喜び、それだけなのだ。


真木野京介とは、イリーガルとして働き始めたころからの付き合いだ。
何故だかよくピンチになっていて、何故だかその場によく居合わせるため、成り行きで助けることが多い。
そのせいか変に頼られている。別に助けたいわけではないのだが…しかし、見捨てるとテレーズに顔が立たない。
やれやれといった感じの関係。


秋道9歳の頃、孤児院へ。
孤児院にて他の子供と打ち解けられず、孤立。
11の頃、院長であるルドルフが理解者となる。
17歳、孤児院を出て独り立ちし、20歳の時に孤児院へ寄る。
院長が重い病気にかかっており、数ヶ月後息を引き取る。

ルドルフは元犯罪者だった。
故に孤児院は周囲から白い目で見られていた。
ルドルフが病気になっても、孤児院の人間も、町の人間も助けようとはしなかったのだ。
この時、憤怒と共に覚醒した秋道は孤児院もろとも周りの人間を消し飛ばし、UGNにより捕縛。
重犯罪オーヴァードとして処分が決定するが、たまたま同じ日に支部へ収容された遺産に適合。
契約を結んでしまう。
彼をどう扱うべきか…そんな折に遺産の報告を受け、収容された支部へ視察に来ていたテレーズ・ブルムがその身柄を預かった。
以降はイリーガルとして活動し、時にテレーズの護衛や指令で動く。

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