拾われた先のFHセル：アークスセルも彼に優しい場所ではなかった。チルドレンは奴隷のように扱われ、飽きたら使い捨ての駒にされる。まだあの気持ち悪い男のほうがマシだったのかもしれない。いや、どちらにしろ地獄だっただろう。
そんな生活に耐えられているのは、隣で声をかけてくれるレネゲイドビーイング『隠(なばり)』のおかげだった。『隠』は色々な話をしてくれる。今より古い時代に生きたモノらしく、当時の生活だったり仲間のことだったり。『隠』と話している間は孤独や寂しさを忘れられた。

監禁生活での暴行やアークスセルでの扱いにより感情の起伏が少なくなっている。上の命令にはきちんと従う。犬というより人形。


●隠(なばり)：九鬼泰星に取り憑いている協力型レネゲイドビーイング。本人曰く平安時代に生きたモノらしい。仲間や頭領の話をよくしてくれる。九鬼のことは大事に思っている。アークスセルのことはよく思っていないが、下手に動くと九鬼の命に関わるため機会をうかがっている。


●PC①用ハンドアウト
ロイス：PC②　推奨感情:有為/無関心
ワークス/カヴァー：FHチルドレン/FHチルドレン
　キミはセル内でも最下層の存在だ。人間扱いされた事は覚えている限りない。
そんなある日キミは任務を与えられた。UGNの管理する採掘基地に潜入し遺産を強奪するらしい。
任務に参加するエージェントのレトログレイドとセルのNo.2、PC②のサポートをするのがキミの役目だ。
まぁ内容はどうでもいい。いつも通りキミは言われた事に従うだけだ。

●PC③、④用ハンドアウト(PastMatrix共通)
ロイス：バーチャリウス　推奨感情:執着/任意
　キミ達はUGN発掘基地部隊の仮拠点で目を覚ます。
時間逆行、その影響を受け強大な力を手にしたキミ達の前に現れたのはUGNの協力者達。
役に立つのかは未知数だが、どうやら目的は同じのようだ。ならば今はなりふり構ってはいられない。
彼女を取り戻し、奴を止めなければ。決意を新たにしたその瞬間、バーチャリウスの尖兵達が仮拠点に襲撃を仕掛けてきた。