容姿・経歴・その他メモ

親子ともどもUGNであり、忠誠心の高い一家の息子。彼自身も別に悪い気はしていない。
彼にとって普通の人間を助けられることは正義で、民間人を支配することは悪だ。
もともと正義のヒーローに憧れていたため、UGNにも抵抗はなかった。
表立ってばったばったと敵をなぎ倒す主役になりたかったし、適正もあった。だが彼のシンドロームはとにかく小器用に立ち回れるため、潜入を任されることも多くなった。なので、どっちもやることになったのである。
結果、潜入後強引に突破することも可能な、ある程度幅の効くオールラウンダーな工作員のようになっている。
なお本人は「メ〇ルギアのス〇ークみたいでかっけぇじゃん」とご満悦の様子。

UGNの保護施設や、いろいろな現場をみて、「レネゲイドは人を活かすとは限らない」ことを十分に理解している。
彼らが誰かに恨みを持っていることも、憎しみを抱いていることもないのだろうが……誰かが、彼らのウイルスを発症させ殺したことを"償わなければ"ならない。なぜかわからないけど、そう感じた。
故に彼は前に進む。ちぐはぐな贖罪でもいい。無意味な犠牲になっても構わない。
彼らはもう喋らない。だったら、ウイルスが奪った未来を、自分が勝手に背負ったっていいだろう？
彼は忘れたくないのだ。増えすぎた犠牲が遺した、増えすぎた"戻らない未来"を。
―それが彼の、正義なのだから。

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