FHの武闘派セル《ピースキーパー》のメンバー。
20代前半（本人談）の年齢の割に童顔で未成年ともよく間違われる赤毛の女
その髪色と同じカクテルから名前をとって"ジャックローズ"と名乗っている。

ホステスとしてクラブに勤めて情報収集を行いつつ、セルのアジトでもある古臭いスポーツバーではバーテンダーを勤めており、経営などをリーダーから丸投げされて任されている。表の仕事もあって社交性が高く基本的に誰にでも丁寧に話すというセルの中での数少ない常識人。

戦闘能力は皆無で前線に出る事は非常に稀。情報収集と支援という裏方業務のエキスパートで他のメンバーの戦闘能力に憧れを抱いている。
そんな常識人の感性を持った彼女がセルに所属しているのは何者かによって殺された家族の仇を討つため。真っ当な方法では辿り着けないと考えて表社会ではなく裏社会にその身を投じた。

何の変哲もない普通の一般家庭で生まれ育ち、幸せな生活を送っていたが中学1年の時の家族旅行の際、事故で自分以外の家族が全員死亡。自身も死亡していたがその死をきっかけにオーヴァードとして覚醒して甦る。

その後UGNに保護されるが自分だけ生き残ってしまった罪悪感と周りに誰もいない喪失感を常に感じており、それを紛らわすためにもとレネゲイドの制御訓練に没頭して高い適性を生み出していく。

ある時、訓練課程で様々な情報を探っていたところ自身が遭遇した事故がただの事故ではなく、何らかの要因によって引き起こされたものだと言う事を突き止めてしまうが、そこで上層部よりストップがかかる。個人的に調査を進めようとしたところ、痕跡が抹消されており、UGNに対しての不信感が増大。

その後もたびたび調査を妨害された事で事故にUGNが絡んでいると確信、施設より脱走。離反後、自分と同じように過去に施設から脱走してFHへと転身した元UGNチルドレンがリーダーを詰めているFHセルがあるという情報を掴み接触を試みる。

自身が脱走した経緯や身の上を話したところ「それはとても面白そうだね」と言われ加入を認められる。以後、戦闘狂や人格破綻者に囲まれながらもセル内では貴重な裏方業務の出来る人材として働きつつ復讐の機会を狙っている。

Cö shu Nie / asphyxia