容姿・経歴・その他メモ

寧々峰嶺祢は島の有力者、寧々峰家の三男である。寧々峰の家は島の村長である長月家の分家であり寧々峰の家も畏怖されていることも多い。
島の者とも小さいころから交流があり、大学進学の折都会に出ており国家公務員として警視庁に入ったが辞令で面影島の駐在所に派遣される。
オーヴァードとして公安警察特殊犯罪調査室からのスカウトを受けているがまだ警察になって年が浅いため辞退している。そのためUGNやFHについての知識は基本的にはある。

現在は派遣された面影島で見知った人々や寧々峰家に従う人々の中で悠々自適に交番お巡りさんをしている。
宿舎暮らしでゲーム機などを沢山持ち込んでおり、掃除が下手なため部屋が汚いが散らかっているというだけであり、ゴミが落ちているということではない。
都会暮らしで自炊をしていたため一通りの家事はできる。
自堕落な性格だが村の者や年下にはいやいやといった風を見せるものの尽力してやることが多い。

火遊び程度だと思っていた仕事、待ち合わせ場所に居たのは上位組織の敵だった。上位組織との抗争のこともわからない中無慈悲に放たれた弾丸で胸を貫かれる。意識が闇に落ちる中、声を聞いた。「このままやられっぱなしで悔しくないか？相手を同じ目に遭わせてやりたくはないか？」気が付けば周りは血の海、正確に眉間を貫かれた死体達。怯えて逃げ出そうとしたところヨハンに出会う。助けてくれたのはこの子供なのか？意味深に笑うヨハンからは意図が読み取れなかったが、気が動転してその場を逃げ出してしまった。もう一度あの子供に会えたなら、きっと助けてくれたのだ、礼を言わなければ。


Dロイス：戦闘用人格
嶺祢には秘密があり、オーヴァードに目覚めた時からもう一人の人格が同居している。
嗜虐的、加虐的、戦闘を好み嶺祢よりもうまくレネゲイドを扱うことのできる人格。
戦闘時以外も顔を覗かせることがあり、物騒なことを言ったりする。
寧々峰　禰祢々（ねねみね　ねねね）　男


ーーある駐在警官の手記
　潮の香り。ひなびた港に山。十代ぶりの故郷を見た感慨は、とくにない。
また家や本家の者と顔を合わせるのかと思うとぞっとするくらいだ。感謝できるのは狭いながらも宿舎を与えてくれたことだろう。高校、大学と好き勝手やってきた身としては実家はひどく息苦しいにちがいないのだから。
　ある日子供が署にやってきた。面影冬日。面影神社の娘か。ひどく隠蔽体質なこの村で、いまではよそ者としてあつかわれている自分に何の用だ？
「この島には秘密がある」
　そう言って七姫薫という行方不明者を探すように頼まれ、着いた早々に事件か、と嫌になる。
そして晩に感じたワーディングの気配。その方向に向かえばジャームが群れている。そして子供にUGN関係者、オーヴァードの男。そしてジャーム側には幼い子供。この島にはFHが狙うような何かがあっただろうか？嫌になる。久しぶりにあの感覚が蘇る、熱くなって、意識がどこか第三者的な所へ行く感覚。違う人格に乗っ取られる感覚。


　

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