地元で有名な大富豪の家に生まれる。
好きになった女性を射止めるために努力に努力を重ねた結果、一度盛大に振られたもののレネゲイド事件に巻き込まれ覚醒するというイベントを経てなんやかんやあって結ばれることとなる。
以降はUGNのエージェントとして活動し、長年の実績から今では支部長の座に落ち着いている。
妻には自分の事や仕事のことを内密にして生きていたが、薄々感づかれていた模様。
最後まで人間として人生を終えた伴侶の事を大事に思っており、彼女の愛した“普通の日常”を守るために、還暦を目前とした今でも現役として活躍している。

カブトムシに変身するキュマイラのシンドロームと重力を操るバロールのシンドロームを持つ。
キュマイラの症状が前面に強く出ており、重力操作は補助的なことに使われる。
獣化すると、2m越えのカブトムシ型の獣人となり、重力操作による飛行やその巨体を用いた肉弾戦を用いて戦う。
甲虫由来のとにかく丈夫な装甲を持っているため、生半可な攻撃で倒れるどころか傷を付けるのも難しいため、よく最前線に駆り出されることが多かったそうだ。

名前の由来はロシアの昆虫学者ヴィクトル・S・グレベニコフ博士から。
昆虫に反重力効果があることを発見し、それを利用した反重力飛行装置を開発した人物とされている。