容姿・経歴・その他メモ

ヨーロッパのとある秘密結社で、不死の戦闘兵器を作る研究「プロジェクト・ユグドラシル」の実験体として生み出された。
自分の他に8人の姉妹たち（アインスからアッハトまで）がいたが、生き残ったのは自分だけだった。
10歳の頃、ジャーム化寸前で、UGNによって結社の研究所が潰され、保護される。

UGNに保護された後は、日本人の優しい老婦人（春町さつき）に引き取られ、日本で暮らすことになった。
さつきは、UGNの協力者でもあり、オーヴァードやレネゲイドにも理解があった。
夫と子供に先立たれていた彼女は、ノインを本当の孫のように愛してくれた。
さつきは、元々小学校の教師をしており、普通の子どもが学ぶ色んなことをノインに教えてくれた。
穏やかで、聡明で、お菓子作りが好きな、優しい祖母。
きっと「幸福」というのは、こういう時間をいうのだろう。

心身が落ち着いてくると、UGNでレネゲイドの訓練を受けながら、エージェントとして任務にも着くようになる。
「アドヴェントス事件」の後、ミストルティンの力に目覚めた。
武器は、死神の鎌をおもわせる長柄の大鎌。
イオノクラフトで宙を舞い、漆黒の大鎌に雷光をまとわせて敵を切り裂く。

日常との結びつきが希薄な自分を心配した祖母とUGNが、社会経験を積ませるために、とある高校に学生として転入させた。
日南リミは、そこで出会った同級生の少女だ。
花が好きな優しい少女で、自分にも明るく話しかけてくれた。
一緒にカフェでお茶を飲んだり、可愛い小物や文房具を買ったり、綺麗でいい匂いのする花を見せてくれたり。
リミは、はじめてできた「友達」だ。
彼女と一緒におそろいで買い、お互いにプレゼントした花の髪飾りは、とても大事な宝物になった。
彼女と祖母を守りたい。それが、今の自分の願いだ。

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