覚醒の経緯

4年前のある日、親友の氷室陽と下校中に世間を騒がせている女子中学生を狙った連続殺人事件に巻き込まれ
その犯人である担任の教師に惨殺されてしまう。

薄れゆく意識の中に犯人の矛先が陽に向かおうとしたのを見てしまい覚醒。
暴走状態のままに犯人を襲い撃退する。

その後、動向を見ていたクラン『アルカナム』の『死神(デス)』に取り押さえれれて病院に搬送される。

『アルカナム』加入の経緯

病院で目を覚ますと、『死神』がオーヴァードやジャーム、UGNとFHの関係、自身の所属するFHの情報を教える。
そしてFHに関わるのはやめてUGNに所属しろと忠告される。
(陽は記憶処理で事件当時の記憶を失っている)

その後、退院して復学するが殺人鬼の犯人であり自分を殺した担任の教師も何事もなかったように復帰していた。

彼はUGNの人間であり、ある事件に巻き込まれて死んでしまった一般人の少女の苦しむ姿に快感を覚えてしまい「ジャームの処理かFHに協力して凶悪犯罪を起こしていた」と事実を隠蔽し少女達を殺していた。

星羅はこのことを告発しようとしたがもし告発をしたらFHに接触したから支部の人間に働きかけてFHの人間かジャームとして殺すと脅され、さらに犯人は事情を知る星羅に自分の犯行を協力しろとも言われてしまい協力しなかったら陽に罪にでっち上げて処理すると脅されて精神的に追い詰められてしまう･･･。

どうすればいいか悩んでいるときに謎の老人に声をかけられ「何か悩みがあるのなら話してほしいと言われ」追い詰められていた星羅は自分の置かれている状況を話してしまう。

それを聞いた老人は自分の正体はアルカナムの人間で担任の命を狙っていた、彼は「彼に恨みがあるなら手を貸して欲しい」と星羅に話し星羅も協力することになる。

星羅は彼の情報や次に何をするかを相手に悟られぬように脅されているふりをしながら情報収集をした。
そして、決定的な証拠がアルカナムに渡ったタイミングでUGNに告発すると担任に宣言し襲われるがアルカナムの情報操作により彼の所業が伝わり追い詰めたところで星羅の手で担任を殺害した。

その後、協力中に発揮した高い演技力を買われてアルカナムへ誘われる。
星羅もそれを承諾し、彼女に声をかけた老人から『月』の称号を受け継ぎ活動することになった。