容姿・経歴・その他メモ

──人は死後、七七日をもって完全にこの世を去るという。ならばその日を越えても残っている存在は、いったい何なのだろうか

「だってぇ、ヒーローってカッコいいじゃん！」
「ふふーん、褒めろ褒めろー！　わたし様の活躍を褒め称えろー！」

明るく朗らか、天真爛漫。それていてどこか諦めが悪く、しつこい。そして困ってる人を見ると放っておけない。成績はあまり良くない。
10歳の頃に越してきて、今もたまに体調を崩して長く休むこともある病弱気味な学生……と、いうのが表向きの顔であり評価だ。

実際には、学校を休んでいる間はUGNの任務に参加している。
「派遣出張なんでもござれ、東奔西走どこにだって駆け付けますよー!　でも頭脳労働はむりです！　あいきゃんとすぴーくいんぐりっしゅです！　そういうのはノイマンの方々にお願いします！」というのが本人の談。
UGN日本支部としては、任務に奔走していないで高校生としての日常を過ごすの優先してほしいというスタンス。
そういった意向であるためまだ正式なエージェントではなく、あくまでイリーガルとして扱われているのだが、彼女自身の強い要望により多くの事件に参戦している。

以前、長期間任務の参加を差し止めた際には、精神的な不安定化と体内レネゲイドの暴走よる浸食率の上昇が発生した。この時行われたカウンセリングにて判明したこととして、オーヴァードとしての能力で人助けをしたり、他人の役に立っていなければならないという強迫観念があるようだ。

「UGNの人達にはたーっくさん助けて貰ってるし、少しでも恩を返さないとね！　それに……えへへ、恥ずかしい話だけど、お賃金も貰えるから……」

あらゆる攻撃に対して反撃を叩き込み、ノーガードの殴り合いの末に先に倒れた方が負け、という戦闘スタイル。
血だらけになっても笑顔を崩さない様子から、痛覚が鈍っているのではないかという疑惑もあったが、検査したところむしろ通常よりも鋭敏な感覚を持っているという結果が出ている。その敏感さがあるからこそ、あらゆる攻撃に対して反応できるようだ。

「あの人達が出している被害を考えたら、わたしが守れた人達は全然足りない。もっと守らないと、もっと抗わないと」

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