容姿・経歴・その他メモ

「『墓場鳥』よりも『春告鳥』の方が綺麗だろ？
　ま、どっちにしたって｜ナイチンゲール《死の冬を飛ぶ鳥》であることには変わりないんだけどね」

ナイチンゲール。
「小夜啼鳥」、「春告鳥」、またの名を「墓場鳥」。
死神を払った童話を持つ。



　墓場鳥の由来は「夜に鳴くその声が死者を悼んでいるように感じられるから」だが……

　当人がそうであると、一体どこの誰が保障できるというのだろう？

　一度は自分に飽いた者の死期に姿を現したのが、どうして憐憫からだと言い切れるのだろう？

　人は見たいものを見て、信じたいものを信じるものだ。それ自体は否定しない。

　ただまあ────それを押し付けてくるというのなら。

　｜拒絶《否定》するのだって、私の勝手だろ？



●キャラクターコンセプト
・隠密射撃ＦＨエージェント。ようは要人暗殺に長けたアサシン。
・普段はすずしい顔で社会に紛れ込んでいる。芸能界・政財界を飛び回り、コードウェル博士にとって不利益となる思想を持つ要人を暗殺することが仕事。
・ナイチンゲールのコードネームは、長い髪の毛先に赤色のメッシュが入っていること、加えて暗殺完了時には必ず鳥の鳴き声が聞こえることに由来している。

・引き金を引く指は軽いわりに、彼の言葉に嘘はない。それは「嘘は私の歌声を汚すから」という理由から来るスタンス。
　人をそそのかし、嘘でだまくらかせば、それと同じ唇から紡がれる歌もまた同じように価値をなくす。だから彼はたとえUGNの人間が相手でも、くだらない嘘はつかない。
　……とはいえ、「嘘をつかない」からといって「真実しか口にしない」わけではない。毒にも薬にもならないことは平気で言うし、時には沈黙をも使いこなす。

・有名政治家、宝生家の一人息子。だった。しかし彼に政治的野心はなく、後継にしようとしてくる父をうざったく思っていたところFHに拉致されレネゲイド移植の実験に使われる。
　しかしそれに運よく適応した彼は、ほどなくして力の使い方を理解。自分に実験を施した研究者には（覚醒のきっかけを作ってくれたわけなので）別に恨みはなかったものの、「でもやっぱり、痛かったのをそのままにしておくのは健全じゃないと思うんだよね」ということでしっかりぶち殺したあと、研究所を脱走。
　その後拾われたセルにてオーヴァードについて学んだあと、FHエージェントとして登用される。しかし「自分が嫌と思った依頼は受けない」がスタンスであったため、頻繁に悶着を起こし、その度そのセルのエージェントを幾人か殺して逃走するということをくりかえしていた。
　幸い、現在所属しているセルのリーダーとは気が合い（もしくは方針が一致しており）、拒否することなく依頼をこなしつつ、表向きはずっとやりたかった声楽家としての活動をして暮らしている。

・《小夜の鳥》継承の影響により、ちょくちょく盗みを働いてしまうことが悪癖。
　エンジェルハイロゥの特性からくる隠密性の高さを悪用している。とはいえ、盗むものはチョコレートや小銭など微々たるもの。
　この遺産自体は転々としていたセルのうちのひとつ、比較的大規模なセルに所属していた時に手に入れた。橙色の尾羽を持つ精巧な小鳥のオルゴールを「親近感がわいた」という理由で気軽に盗み出すあたり、当初から適性自体はあったらしい。
　気に入らないからという理由で人を殺す割に、ものを盗むのにはちょっとだけ罪悪感を覚えるあたりがよくわからない男。

・本名は「｜宝生冷泉《ほうしょう・れいせん》」。しかし宝生家と縁を切った今では、「｜枇々木冷泉《ひびき・れいせん》」と名乗っている。
・一人称「私」、二人称「君」
・イメージCV：諏訪部順一
・イメソン：「容姿端麗な嘘」THE ORAL CIGARETTES

・思考：ナイチンゲールの歌声は常に美しくなければいけない
　そこに慰めとか、祝福とか、死を遠ざけるとか、意味を見出すのはすべて聞く側の勝手であるべき。
　自分はただ好きに美しく歌うだけ、その歌に祝いも呪いもなく、意味は無い。特定の誰かに届けとも思わないし、聞けとも思わない。
　耳にした不特定多数の誰かが、自分の歌声に見出した意味によって救われる分には勝手にして、というスタンス。

　だから他人が勝手に見出した解釈や意味を自分の歌に押し付けられるのはきらい。


●ビルドコンセプト
・とかく隠密して遠距離狙撃！
・装甲無視がなくても十分な火力。やっぱマスヴィなんすわ。
・マスヴィはめだかちゃんみたいな……光で実体を伴った分身を作って先行させることで空気抵抗を減らして直で弾丸をぶつける。

参考
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887362017/episodes/1177354054888013996

セッション履歴