ヴェノメノンのノートをもとに射撃訓練を開始し、その天才的な頭脳を用いて射撃支援装置を開発した。
　それにより、浸食率の増加を抑制し、何度倒れようとも起き上がる不死身の戦士が誕生した。

　本人としては、後輩たちをいくらかばっても起き上がれるこの合理性の塊のようなスタイルを気に入っているようだ。
　また、経戦能力の向上と不死性を盾に、単独で後輩たちの分までアズールの任務をこなすようになる。
　もちろん、みんなには内緒で・・・。

　2年半の間、過密スケジュールで任務をこなしていく中で多くの人を殺し、”キルリーダー”の称号を得る。
　さらには、とある遺産にまつわる任務でナイトフォールと衝突。
　何十回もの復活の果てにナイトフォールを撃退し、遺産：雷神の戦槌を継承。遺産継承者となった。
　
　これによりさらに彼女の自虐性を加速し、自身の命を全く考慮しなくなる。
　戦闘時は常に血を流し続け、その血に染まりくすんだ橙色の雷を全身に迸らせる。

　2年半の激務は彼女の体を蝕み、もともと低身長であったが身長はほとんど伸びず、体重はむしろ落ちた。
　かつての眠たげな表情は無く。基本的に無表情かつ冷徹な視線を周囲に向ける。
　後輩たちとの時間では多少柔らかくなるが、それでも、かつての彼女を知る者からすれば誰かわからないほどに、その雰囲気は変貌した。

　ヴェノメノンが残した包帯。
　彼女からもらった恩と、邪険に扱った事への後悔、そして託された思いを乗せ、常に髪を結うリボンの代わりにしている。
　2年半の激務により度々破けたり千切れたりしており、頑張って繕っているが、大分短くなってしまった。
　それが、自分の命のようにも思え、これが結えなくなるのが先か、自分の命が燃え尽きるのが先か、などと思うこともある。

　命を燃やしながら、くすんだ橙色の雷を纏い、敵を天に還すその姿から名付けられた。

　とにかく手数を、そして確実に殺すための一撃を求め、ろくに睡眠もとらず訓練の日々。
　その甲斐あってか、それなりに有用な手札が増えた。

　ルナソルに対しては特に興味がなく話しかけたりはしないが、他の3人との交流についてはむしろ推奨している。
　閉鎖的な環境に長期間いるので、人間関係が少しでも広がるのはいいことだと思ってのこと。
　特に、エルと陽葵は幼馴染以外の友好関係ができて嬉しく思っている。
　
　また、青葉を連れ戻した後にみんなで食卓を囲めるように、2人には内緒で料理の勉強をしている。
　なお、自分は食べれないのでヤマトに味見をさせている。
　

　左目が赤黒く染まり、瞳孔は異形化する。
　そして、心臓のあたりから樹木に似た刺青が這い上がり、左半身を覆っていく。
　時間がたつにつれ刺青の先に橙色の華が咲き出し、それが満開となった時、彼女の望みは叶うのだろう。

　尚、刺青が左半身しか覆わないのは、右腕にある雷神の刻印によるものと思われる。

獲得経験点：85

所持ロイス
・両親　　　　　　P執着　／☑N嫌悪
・三流記者　　　　P懐旧　／☑N食傷
・谷　修成　　　☑P信頼　／　N隔意
・アズール　　　　P有為　／☑N恐怖
・ヴェノメノン　☑P有為　／　N隔意
・エルと陽葵　　☑P慈愛　／　N悔悟　Sロイス
・ワンダーマム　　P執着　／☑N憎悪

獲得経験点：73

所持ロイス
・Dロイス：遺産継承者
・エルと陽葵　　　　☑P慈愛　／　N悔悟
・ワンダーマム　　　　P執着　／☑N憎悪※タイタス昇華
・アズール　　　　　☑P尽力　／　N猜疑心
・青葉ちゃん　　　　☑P執着　／　N疎外感※Sロイスに
・ルナ＆ソル　　　　　P有為　／☑N猜疑心※タイタス昇華
・トイボックス　　　　P懐旧　／☑N敵愾心※タイタス昇華

死にゆく季節の君へ

成長記録
・バリアクラッカー取得
・ライトスピード取得
・緊急蘇生取得
・エナヴェイトD取得
・玩具使い取得
・射撃8＞10