容姿・経歴・その他メモ

普通の家庭で双子の姉として産まれた。妹は身体が弱いので外で遊んだりできなかった。幼稚園になると互いに違いが出てきた。妹は明るく誰からも好かれる。姉は大人しく・遠慮がちで手のかからない子。
小学5年になると妹は学校を休むようになった。学校に来ない時は依が学校での出来事・勉強を教えていた。
ある日、両親から告げられた。

「あなたたちは双子なの。楽しいこともつらいことも分け合わないといけない」
「だからね、導の為にも依。明日から導として学校にいきなさい」

と。いやだ。と反抗して次の日、クラスメイトから「導ちゃんに会いたい」「依ちゃんじゃなくて導ちゃんに会いたい」
寂しいからきた冗談だと思うが、自分はいらない子なんだ。と突きつけられ次の日から"依"は学校を休み、みんなから好かれる“導”が登校した。
必要とされるために続けた。中学も彼女の代わりに過ごした。だって、周りも両親もそれを望んだから。導だけは辛そうな表情をしてくれていた。
中学3年の秋、それは突然やってきた。導が目を覚まさなくなった。救急車を呼び、入院することになったが、医者から告げられたのは

「覚悟をしてほしい」

両親は毎日病室へと通った。仕事が終われば行き、休みの日も付きっ切り。”わたし”を見ていない。時々話す事があってもちぐはぐで会話が成り立たない。そのたびに

「導がどうして。あの子が何もしていないのに」

この日は違った。帰ってくるなり荒れて、両親の言い合いが始まった。宥めようと声をかけ振りかえった2人、瞬間目の色が変わった。標的を変更した目

「そうだ。お前が一緒に産まれたからだ」「全部あの子から奪っていった」「返して。」「返せ。」「「「返せ！！」」」

”私を！返して！！！！”

身体中の血が暴れるのを感じた。自分の意志が思いが伝わったかのように血液が動いている。
”私”から先に奪ったのは2人で、すべてを奪うのもこの人たち。向ける感情が自分を見てほしい”願望”から”憤怒”へと変わった。

その後は朧で、流れ出る血を自分の手足のように操ったこと。誰かを傷つけたこと。”誰か”が入ってきたこと。しか覚えていない。病院のベットで目が覚めた私を待っていたのは検査。”覚醒”したらしい。検査後にＵＧＮの人が来てオーヴァードの事を教えてもらい、両親の記憶についてどうするか聞かれた。答えは一つ

「”私”を奪うならあの人たちから”私達”を奪って」


療養をし、ＵＧＮの紹介してくれた高校に無事合格した。新しいスタートの始まり。

「初めまして、晴風 依です。よろしくお願いします」

導の癖は抜けないけど、だれも知らないここでやっと”依”として生きていく。

晴風　導

植物状態で眠り続けている。病院を転院し、ＵＧＮの管理下の病院でお世話になっている。
ここまで生きているのが不思議なくらいで、もしかしたら少しオーヴァードの血が入っているから耐えているのかもしれない。と先生と研究者の見解

戦闘用人格

表情が抜け落ち、言葉も少ない。戦う姿は容赦なく、怒り。よりも憤怒に近い。

ＰＣ1の事件

任務に同行していたが、敵の罠にはまり怪我をして動けなかった。そのせいで彼を1人にさせてしまったこと、相棒として隣に立つはずなのに出来なかったことを悔やんでいる。

履歴

PC②用ハンドアウト
※PC①の異性推奨
ワークス/カヴァー：UGNエージェント/指定なし
ロイス：ハク　P:執着/N:嫉妬or敵愾心
　君はPC①の相棒であり、PC①に対してひそかに恋心を抱いている。相棒より先の関係になって、PC①を支えたいと焦っている君だが、PC①は先日の任務がきっかけで心を病んでしまう。元々君を始め、周りを頼ることが少なかったPC①だが、その一件がさらに拍車をかけることとなる。
　霧谷雄吾よりPC①が神輿島へ帰ることを聞きつけた君は、居ても立っても居られずPC①に同行することに決めた。
　――果たしてPC①が自分を頼ることはあるのだろうか？側にいることに気づいてくれるのだろうか？


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