本名：桃咲　香梨（ももざき　かおり）

　幼少期、病気により心臓の移植が必要となった。刻々と進む病状の中、両親はドナーを探し回った。そんな中、とある医者が「臓器のアテがある」と名乗り出たことで、両親は藁にもすがる思いで手術をお願いする。
　しかし、その請け負った医者はFH関係の者であり、ショゴス細胞から培養した臓器を使用することで、オーヴァードに覚醒するかの実験を行っていた。こうして、ショゴス細胞から培養された心臓を移植され、オーヴァードとして覚醒することになる。

　退院後、彼女は時限式に覚醒した。飢餓の衝動のままに両親を食い殺し、UGNによって保護された時には遺体を含めて彼女しかその場には居なかった。
　保護された後は、UGNチルドレンとして育てられる。薬と栄養補助食品で衝動を抑えることは可能になったが、定期的に襲ってくる飢餓と両親を食べたトラウマに苦しめられる。
　そして、万が一衝動に飲み込まれた際に他人を巻き込まないために、「自分を怪物である」という自己暗示をかけて、人間を見下すような振る舞いをすることで他人を遠ざけるようになった。

コンボ2：深淵の靫蔓(ネペント・アビス)
コンボ3：爛漫の毟取菫(バイオレント・バイオレット)