容姿・経歴・その他メモ

覇気のない雰囲気を漂わせた大柄な男性。常に周囲に砂を纏っている。
元々UGNのカバー会社に勤める従業員だったが、FHの攻撃に巻き込まれて死亡、オーヴァードに覚醒した。
現在も同会社に勤めていることになっているが、実態としてはUGNのエージェントとして働いている。

26の頃に結婚、28の頃に娘が生まれ順風満帆な人生を送っていたが、
オーヴァードに覚醒したことで人生の岐路に立たされることとなる。
収入は増えたがオーヴァードとしての力、衝動は彼の人物像に微細な変化を齎した。
妻は一般人だが非常に勘が鋭く、言葉にできない違和感を徐々に感じるようになる。
また、急増した給与と仕事内容について一切言及しない夫の態度に危機感を募らせてしまう。
最終的に、これ以上嫌いになる前にお互い別れようと切り出され、
茫然自失としたまま離婚届にサインを書いた。33の夏の事だった。

残ったのはがむしゃらに働いて溜め込んだ金と自宅のみ。
一体何のために危険を冒して戦ってきたのかと涙をのんだが、
生来真面目な気質であったためか仕事を放りだすわけにもいかず。
今は月1で会える娘と元妻との面会を生きがいに仕事を続けている。

なお能力は只管に砂に関わるものばかり。黄金錬成も砂金しか錬成できない。
身に纏う砂のせいか、周囲の物質は風化しやすく、特に機械系統と致命的に相性が悪い。
その為しょっちゅう支部の機械を壊しては「何もしていないのに壊れたんだって！」と言い訳をしている。

何かを壊すことしかできないモルフェウスと自分を認識しており、何かを生み出すことのできる相手を尊敬している。
一方で娘と同年代か少し上程度の子供たちがどんどんとエースとなり、戦場に立つ姿を見て、
世の中の理不尽さと大人の無力さを感じている。

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