容姿・経歴・その他メモ

髪

紺

瞳

金色

肌

黄色人種

【性格】
血が繋がってなくたって、俺たちゃ家族だ。
俺に何処まで守れるかなんざわからねぇ、だが俺の信念に誓おう。お前の誇りを、決して汚させない。

【過去】
月見里家当主とその妾との間に産まれた子、それが鳶だった。
鳶が８歳の頃、母が亡くなり一人になっていたところを当時当主になったばかりの異母兄弟、兄が拾ってくれた。
誰もが鳶を妾の子と良い目で見なかったが、兄だけは鳶を可愛がってくれた。
鳶は兄の助けになりたかった、兄の為になろうと必死に剣術を学んでいった。
鳶は知らなかった、兄は家族の中で現在唯一のオーヴァードであった事、必死に頑張っていた事、その兄がいつしかジャームになってしまった事。
無関係の人を真剣で切り殺し泣き叫び笑いつづけていた兄を、鳶は咄嗟に止めようとした。
だがその剣撃を顔に受けてしまう。大事な弟に切りかかった事に動揺した兄が呟いたのは一言、「助けてくれ」。
鳶は切った。兄を斬った。刀が選んだ主以外は抜けぬとされる月見里家の家宝の剣を持って、愛した兄を斬った。
鳶がオーヴァードとして覚醒したのはこの時、１５歳の頃の出来事である。
以降、鳶は家宝を持って月見里家を出て荒れた生活を送る事となる。

【遺産について】
月見里家は古くから伝わる退魔剣使いの名家一族。現在では剣道道場として残っていた。
遺産：鬼切りの古太刀に分類される刀はこの退魔剣で、月見里家の家宝として祀られていた。

「その昔、初代当主は刀に呼ばれ、その刀を手にした。その刀こそ、月見里家に伝わるこの≪月魄（げっぱく）≫である。
初代当主はこれを用いて山に巣食う鬼達を切り殺したという。鬼とは、死んでなおも動き、生者を求めた死者たちだ。
不思議な事にこの月魄は、誰でも抜ける刀ではない。抜こうとしても刀が選んだ主以外には抜けぬのだ。
何を持ってして、月魄が主を選んでいるのかはわからぬ。当主であれば抜けるというわけでもない。
ただし、１つ共通点があるとするならば･･･」

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