容姿・経歴・その他メモ

フェンリルの襲撃にあいすべてを失った少年。
大好きだった人たちの分まで、誰かを笑顔にしたいと強く願う。

フェンリルの襲撃後、彼一人だけ覚醒。
半壊した街の中立ち尽くす彼をUGNが保護。
数か月の精神治療を経て、叔母に引き取られ生活を再開する。

いつもニコニコしていて、怒ったところを見たことがない。
将来の夢はお笑い芸人。世界中の人を笑顔にしたい。

フェンリルの事件のようなことが世界中で起きていることを知り、
UGNチルドレンとして力を貸している。
笑顔を奪う悪意に対しては全力を尽くしてそれを阻む。

新たな生活が始まり、友達が出来た。
今度こそ失いたくない。誰も死なせたくない。
襲撃された過去がありながらもフェンリルに対する復讐心を燃やすことなく、
ただただ誰かを守りたいという気持ちだけを強く持ち、日々を生きる。

覚醒した力が誰かを守ることに向いていないことを自分で理解している。
それでも前線に立ち、自分の体を騙しながら仲間の為に身を挺して戦う。

覚醒

朗らかでいつも周りを笑顔にしていた父。
すべての命を愛する心優しい母。
健気で礼儀正しく文武両道の妹。
そして彼。

すべてが光輝いていた。
あの時までは。

"咆哮"が聞こえた。
多分、あれは咆哮だった。
それが聞こえた後、大好きだったあの街は、
大好きだったあの人たちは、何かに包まれて、壊れた。

いつも"おかえり"と言ってくれたお隣のおばちゃん。
いつもお菓子をくれた正面のおばあちゃん。
いつも遊んでいた親友。初恋だったあの子。

もう誰もいない。
もうなにもない。

空っぽの街に、空っぽの少年。
余りにも突然振りかざされた悪意に、
彼はどうすることもできないまま死に、
どうすこともできないのに、生きていた。

HO

PC2用ハンドアウト
ワークス/カヴァー：UGN関係者/高校生
シナリオロイス：PC1　推奨感情：友情/不安

　君はUGN G市支部に所属するオーヴァードだ。
　記憶の端には幼い頃に“黒曜の獣-フェンリル-”に襲われた記憶がある。
　そのせいで君は何か大切なものを失ってしまったかもしれない。
　それ故に、人よりも少しだけ周りの人間を大切に思っているだろう。

　そして今君には2人の友人がいる。
　一人は“PC1”、もう一人は“津上 剴”という少年だ。
　イリーガルでありながら仕事熱心な剴がPC1との下校中に襲われたのだという。
　大切な君の中の日常、そして人々の平穏を守らなければいけない。

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