容姿・経歴・その他メモ

【人物】
明るく社交的なごく一般的な高校生といった人物。
成績は優秀だが、授業中に居眠りをしたり、サボってどこかへ行ってしまう事があるため素行不良生徒に割り振られている。
基本的に善良であり、困っている人がいれば助けようとする好青年である。

5年前、中学に入りたての頃に行われた林間オリエンテーションにおいて、バスでの移動中に大規模な交通事故に遭い、1人だけ奇跡的に生還した。
出来たばかりの友人達を喪い塞ぎ込む事が多かったが、なんとか立ち直って明るく日常を過ごしている。

ティンダロスを名乗る妙な自警団に参加している事が家族の懸念だが、専ら道具管理などの雑務が主体であり、危険な事や荒事には関わっていないようだ。

「何か手伝えることはある？俺で良ければ、力になるよ！」












「忘れるものか。あの日の絶望、皆の断末魔、奴等の無情。そして・・・俺の無力を」

【"罪業の天秤"】
夜間に活動していると思われる黒衣に身を包んだオーヴァードであり、UGNでも正体を把握し切れていない。
遭遇したエージェントによると、交戦意思こそ無かったがUGNへの強い不信感と敵意を感じたという。
ジャームを殺すジャームではないかとの説もあり、その被害者は残酷に斬り刻まれ、広場や高所に吊るされるなどして放置されている事が多い。
まるで、誰かにそのジャームの死と苦痛を伝えたいかのように。


【真実】
5年前の事件は交通事故などではなく、オーヴァードを選別して拉致しようとしたFHによる襲撃だった。燃え盛る車両の中で、出来たばかりの友人達が「不要」として虐殺されていく惨劇を目の当たりにしたという過去、そして彼らがUGNの記憶処理によってあたかも偶発的な事故の被害者として扱われた事は彼の精神に大きな傷痕と妄執を残した。

現在は表向き人当たりの良い青年として振る舞いつつ、情報収集とジャーム狩りに必要な武器や装備を揃えるためにティンダロスへ加入して活動している。
ティンダロスにおいてはオーヴァードであること自体は隠していないが、戦闘能力の低い非戦闘員として裏方に回っている。

UGNがレネゲイド事件関係者の記憶を改竄する事に強い嫌悪感を覚えており、「記憶が消えたとしても、傷つき虐げられた人々の苦しみや恐怖は無かった事にはならない」として、事件を起こしながらもUGNの追跡を逃れたオーヴァードを冷酷に追い詰め、見せしめのように殺害する事を繰り返している。


【戦闘方法】
本人は特別な戦闘能力や技術を持たないが、ティンダロスの武器庫から持ち出したEXレネゲイドを宿した黒い外套、籠手、剣を使用することで戦闘力を補っている。
殺意や憎悪、レネゲイドの高まりによって形状や攻撃能力が変化する。
外套と籠手は身体能力と膂力を引き上げ、剣は激情に応じて形状を変え、一部が分離・自律して標的を貫く。

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