容姿・経歴・その他メモ

設定
年齢よりもやや幼さを感じる女性。
通常時はぼんやりとした印象だが、暴走すると強い憎悪を露わにする。

・FHチルドレンとして
元々持ち合わせていた欠乏感を助長すようにFHチルドレンとしての教育された結果、
世界のどこにも自分の居場所はないという妄執に取りつかれている。[欲望：居場所]
教育の過程で「自分が生きているなら一緒に自殺した2人も生きているのでは？」と考え、
探しに行こうとFHからの脱走を試みたが失敗に終わっている。[経験：脱走]
結果、一緒に自殺した2人だけが自分の居場所だったという錯乱混じりの強い執着を抱くようになる。

・マステマに対して
FHチルドレンとして必要とされていることに、無意識ながらも好意を感じているものの、
強い欠乏感により「何故、覚醒前の自分にこの人はいなかったのか」という逆恨みに変換されている。

覚醒前
父親不明の母子家庭だったが早くに母を失い、兄夫婦に引き取られる。
兄夫婦に内心煙たがられるのを知っており、どこにも自分の居場所がないと感じていた。[出自：疎まれた子]
日常会話で家族関係が伺えるクラスメイトたちとも馴染めずにいたところ、伊佯と知恩に出会う。

戦闘コンセプト
その場から動かず視界単体攻撃。
1シーン1回／視界[Lv+1]体の同士討ち。

MEMO
カラーコード：A3B9E0

履歴

When the Little Go marching in
一つの亡霊をあの街に遺してきた。
世界から部分的な死者となった友を、そして言葉を。
だからもう一度、この沈黙の中で隊列を進めなければならない。

"大丈夫、今度はきっとうまくやってみせる"

破壊、あるいは殺戮の先に、
戻る術をもたない小さな生者たちは、せめて約束された終着の地を信じて。

ダブルクロス　the 3rd edition
「When the Little Go marching in」
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。

共通ハンドアウト
半年ほど前、N市の一般の高校生であったキミは同級生である「苗ヶ瀬伊佯（なえがせ-いよう）」に「一緒に自殺をしないか」と持ちかけられる。
提案を受けた直後はどうあれ、やがて何らかの理由でそれに賛同することとなったキミは、苗ヶ瀬・PC①／PC②とともに3人で飛び降り自殺を決行する。
顕在あるいは潜在的に、キミには死ぬ動機があったのだから。
ところがまもなくして、キミは一人ベッドの上で目を覚ましてしまう。
周囲の人間が説明するには、自殺のショックによってオーヴァードというものに覚醒してしまったのだという。
かくしてキミは日常の世界からは死んだものとされ、ともに死ぬことを選んだ2人の行方も知らぬまま非日常の前線で戦う日々を過ごしている。
※覚醒は必ずしも「死」である必要はない。
※自殺の理由はPCがそれを決行するに相応しいと思うものであれば何でもよい。

PC②用ハンドアウト
ロイス："シュモット"
推奨感情 P：有為／猜疑心
カヴァー／ワークス：FHチルドレン／指定なし
キミはFHチルドレンである。
自殺決行後一命を取り留めたキミは、FHの"神命（しんめい）セル"に拾われた。
オーヴァードとして、あるいはFHとして生きることはともかく、神命セルに従っていれば最低限の暮らしは確保できる。

セルリーダー"マステマ"が言うには、しばらく行方知れずとなっていた協力者"シュモット"から先日再び連絡があった。
"シュモット"と合流するため、セルリーダーとともにキミは半年ぶりにN市に降り立つこととなる。

セッション履歴