FH研究所の元実験体。UGNによる襲撃作戦においてステラセフィールと共に発見され、その後はUGNチルドレンとして活動を行っている。
非道な実験が行われる中、唯一心を許すことができる存在として星川恵美と接していた。
物心がついた頃から行われていた人体実験は彼女の精神的、社会的な成長を阻害しており、UGNによって保護された今でもその影響は色濃く残っている。
星川 恵美には似た境遇を辿ってきた存在として親近感を抱いている他、人間関係において彼女以外との繋がりが希薄であるためか、依存に近しい感情を抱いている節がある。過保護気味であり、頻繁に連絡を取ろうとするのもそのためである。

￤性格
UGNの保護と共にメンタルケアが行われたため、現在はある程度一般的な生活が送れるまでに回復している。
しかし、一般的な子どもがするであろう経験が阻害される環境に身を置いていたため、社交性を始めとして他人との関り方が未熟であり、勉学においても苦労をしている。
一般人と関わる上で無意識に壁を作ってしまう癖がある。（素直に感情を表現するのが苦手である、など）仕事に支障をきたすため、関わればすぐに死んでしまうため、などの理由付けを本人は行っているが、失われた幼少期からの羨望や嫉妬、特殊な出自の自分と一般人は根本的に違う存在であり、交わることはできない、といった考え方が根本にある。

人生の大半を裏の世界で過ごしてきたこともあり、オーヴァードが関連する事柄に関してはリアリストでリスク重視。
ことFHやジャームに関しては特に注意深く、UGNに所属した後前線で働くことを志願したのも、自分のような存在を二度と生み出さないため、という意思からである。