物覚えがつく頃にはFHの研究所にいた。（本人談）
研究所のデータによると、まだ開発段階だった新薬（高濃度のレネゲイドウイルスの圧縮化が高密度すぎて膨張したもの）が暴発した際に被験者の子供が感染。1週間の高熱の末にほとんどの子供が死に至った中で、2週間生き延び、覚醒。
当時研究所の権威を握っていた鏡華道陰(きょうかみちかげ)が責任を取る形で彼の養子となる。セレネがUGNに保護される一部始終を見ており、セレネに投与された薬の開発も道陰が開発したものであったため、彼は上層部に排除された。それと同時にミナモは独立し、サイレントエリアを発足。最初は自身が作ったロボットAr1st0(アリスト)しかいなかったが、一人ひとり勧誘してメンバーを集めた。
発足してすぐのころはFHの正式なセルとして認められていなかったため、援助は支給品の類はなかったが、道陰の後継者として資本を受け取れることができた。（資本家）
セルの年齢が若すぎて他のセルから下に見られがち。ミナモは気にしていない。

年齢のわりに大人びていて、始終冷静な態度と距離感を保って話す。
FHのセル長の中でも最年少であるため彼らに敬語で話すが、セル内だと砕けた話し方になる。

毛量が多く、くせっ毛。首、指が細くて長い。目の下には隈。痩せぎすの体形。

サンプルボイス

「ふふ、」
「はじめまして。沈黙の領域というグループの代表をしています。魔法使いさん、と気安く呼んでくださいね」
「もう衛さんには本名がバレちゃっているので、下手なことをいうとすぐ怒られちゃうんですよね。僕、鏡華ミナモっていいます」